総悟のことが大好きな真選組の紅一点 番外編 【沖田総悟】

８話　９＋１＝柳生十兵衛 ページ9

神楽：「さっき、昼寝から起きて厠に行ったら、股に変なものがぶら下がってて・・・。でも、心配ないアル。もう、取ったから。」


銀時：「取ったって何っ？！」


神楽：「父の精、母の血、棄つるべからざるなり」


銀時：「どんな夏侯惇っ？！ 食べたっ？！ ひょっとして、食べたっ？！ そもそも、きん○ま取ったって、何も解決してねぇんだよ！ その顔面は、きん○まぶら下がってるようなもんだろっ？！」


神楽：「戦とは、そいういうものだ。たとえ大将のタマを取り勝利したとて、民に残るのは、悲しみだけだ。」


銀時：「こいつ、“男”っていうか、“漢”に変わってんぞ！」





九兵衛：「家で昼寝をしていたのに、影響が？ とにかく、かぶき町に人を寄せない方が良い。新八くんにも連絡を。」


神楽：「その任、私に任せてもらおう！ 行くぞ！ 赤・兎馬春」





定春：「ヒヒィィィィィン！！！！！」





銀時：「ちょっと、待てぇぇぇぇぇ！！！！！ 赤・兎馬春って何だぁぁぁぁぁ！！！！！ まさかこれ！ 定春かぁぁぁぁぁ！！！！！ 性別どころか、別の動物になってんだろうが！ 何でテメェの武将スタイルに、付き合わされてんだよっ？！」





そのとき、万事屋の玄関が開いた。





ガラガラガラガラガラ・・・・・





新八：「ただいま〜！ 銀さん、見ました？ さっきの光。街中、大騒ぎになってますけど・・・。」





九兵衛：(しまった！)


銀時：(遅かったか！)





新八：「・・・、って、うわっ！ おたくら、誰ですかっ？！ なに、人ん家に勝手に上がり込んでんのっ？！」





九兵衛 銀時：「新八ぃぃぃぃぃ！！！！！」





九兵衛：「遅かったか・・・。」


銀時：「チックショー！ なんてこった！ 新八の・・・、新八の柄がピンク色にぃぃぃぃぃ！！！！！ こんなにも、女の子っぽくなっちゃって・・・。」





新八：「あの・・・。それ、新八じゃ・・・。」





神楽：「己、公明！」





新八：「公明じゃなくて・・・。」





九兵衛：「クソっ・・・。妙ちゃんに、なんて伝えれば・・・。」





新八：「よく分かんねぇけど、１つだけ言えるのは、お前ら腹立つ。」

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