305話 ☆ ページ9
私は、女中の仕事で洗濯物を干していた。
総悟くんと誠は、庭で水遊び。
土方:「おい、総悟。お前、仕事はどうした?」
総悟:「誠と遊ぶことが、仕事でさァ」
土方:「んなわけねぇだろっ?! 始末書すんのが、嫌なだけだろうがぁぁぁぁぁ!!!!!(怒)」
私は洗濯物を干し終え、縁側に座った。
A:「はぁ・・・、疲れた。」
私がそう言うと、誠がお茶を持って来てくれるみたいで、食堂に向かう。
A:「たくましい! 誠が、たくましいです!(泣)」
土方:「誰に似たんだ?」
総悟:「俺でしょ?」
土方:「絶対に違うな。」
総悟くんも縁側に座り、私の隣に座った。
誠:「お母さ〜ん! お茶だよ〜!」
A:「誠〜、ありがとう!」
私は誠を、思いっきり抱きしめた。
なんて良い子に、育ったんだ・・・(泣)
誠:「お父さんも!」
総悟:「さんきゅ」
総悟くんにもお茶を渡して、次は土方さんの元に向かった。
誠の手には、マヨネーズ。
土方:「おい、誠。マヨネーズ、よこせ。俺のために、持って来てくれたんだろ? ありがとな」
誠:「・・・・・・・。」
誠がマヨネーズのキャップを開けるなり、庭に搾り出した。
土方:「何してんだぁぁぁぁぁ!!!!! 誠ぉぉぉぉぉ!!!!!(怒)」
総悟:「ふっ・・・。」
A:「ふはははっ・・・(笑)」
庭には、1本分のマヨネーズが搾り出された。
誠:「腐ってた・・・。」
土方:「腐ってねぇよ! 昨日、買ったばっかだぞっ?!」
総悟:「良くやったな、誠。偉いぞ。」
A:「あれ、総悟くんが言ったの?(笑)」
総悟:「いや、言ってねェけど? 誠もドSの、仲間入りだな♪」
A:「ドSというか・・・、ただのイタズラ?」
誠は土方さんに追いかけられ、逃げ回っている。
その様子を、私と総悟くんは見ていた。
A:「総悟くん。始末書、終わってないんでしょ? やらなきゃ!」
総悟:「Aとキスしねェと、やる気でねェ・・・。」
A:「んなっ・・・///////」
肩を引き寄せられたと思ったら、そのまま唇が重なる。
恥ずかしい・・・///////
誠:「おじさん、見ちゃダメ!」
土方:「あぁ? 何だ?」
総悟くんとキスをしている間、誠は土方さんの肩に座り、手で目隠しをしていた。
誠・・・、ナイスだよ!
総悟:「さてと・・・、やるか。」
A:「頑張ってね〜!」
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mi-na(プロフ) - 藍子さん» コメント、ありがとうございます! 私の作品が、藍子さんのお好きな作品になれたこと、嬉しく思います! 最後までお読みになって下さり、ありがとうございました! (2018年4月10日 15時) (レス) id: efcfcb1ed7 (このIDを非表示/違反報告)
藍子 - 最後はハッピーエンドになり子ども二人にも恵まれて良かったと思います。 (2018年3月31日 23時) (レス) id: 893e982a22 (このIDを非表示/違反報告)
mi-na(プロフ) - りなこ@サブ垢2!さん» コメント、ありがとうございます! 小説化に出来たら良いですけどね・・・(笑) 2日間も、この小説に時間を費やしてありがとうございます! 番外編の方は、まだまだ続きますので、どうか最後までお付き合いください! (2018年1月4日 20時) (レス) id: efcfcb1ed7 (このIDを非表示/違反報告)
りなこ@サブ垢2!(プロフ) - 小説化してくださいお願いします。← もし小説化したら全巻買うつもりであります! 惹きこまれる内容で約2日で全部読んでしまいました! 番外編も読んでるので、頑張ってください! (サブ垢ですみません・・・) (2018年1月4日 1時) (レス) id: 5e84964967 (このIDを非表示/違反報告)
mi-na(プロフ) - りんさん» コメント、ありがとうございます! 実は、番外編の方でよつばが成長した物語を書く予定にしています! いつになるか、分かりませんが・・・。ぜひ、楽しみに待っていて下さい! (2017年12月30日 23時) (レス) id: b01aeea1e8 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:mi-na | 作成日時:2017年9月30日 22時