総悟が大好きな彼女は真選組の紅一点 ６ 【沖田総悟】

２８８話 ページ41

総悟：「A」

A：「ん？」


総悟くんに名前を呼ばれて、返事をする。


総悟：「汗かけば、熱も下がるだろィ？」

A：「うん、そうだね！」

総悟：「だから、抱かせろ」

A：「いや、何で・・・///////？！」


総悟くん、馬鹿なのかっ？！

熱のせいで、頭やられちゃったのかっ？！


A：「病人は、大人しく寝てなさい！」

総悟：「チッ・・・。」

A：「まったく。総悟くんは、口を開けばそれなんだから・・・。ほら、もう寝て？」

総悟：「へいへい」


総悟くんが、目を閉じた。

と、思ったのも束の間・・・。

総悟くんの手が伸びて来て、私の腕を引っ張った。

私は、総悟くんの上に倒れ込む形で、総悟くんに抱きしめられる。


総悟：「A、ずっと居ろよ。隣に・・・。」

A：「うん、居るよ？ 私は、ずっと総悟くんの隣に居るからね？」


普段は、言わないのに・・・。

これも、熱のせいなのかな？(笑)

総悟くんに布団をかぶせられ、私も中に入った。

すると、また総悟くんに抱きしめられる。


A：「総悟くんの隣に居ると、安心する・・・。」

総悟：「それは、俺もでィ。俺もAの隣に居ると、安心すらァ」

A：「ふふっ」


一時すると、総悟くんからは寝息が聞こえてきた。

私は、総悟くんの胸元に顔を近づけ、さらに距離を縮める。

総悟くん・・・、早く良くになってね？

総悟くんの安心する香りに包まれて、私もいつの間にか寝ていた・・・。

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