総悟が大好きな彼女は真選組の紅一点 ６ 【沖田総悟】

２７８話　沖田side ページ31

近藤：「お妙さぁぁぁぁぁん！！！！！」



バキッ・・・！！！



男風呂と女風呂で区切られている竹の柵を、近藤さんが突き破った。

近藤さん、全裸で行っちまった・・・。

俺たちは腰にタオルを巻き、女風呂へと向かう。

そこに居たのは、今日海で見た、あのバケモノが居た。


近藤：「お妙さん！ 大丈夫ですかぁぁぁぁぁ！！！！！」


お妙：「この、変態ゴリラァァァァァ！！！！！ こっちに、来るんじゃねぇぇぇぇぇ！！！！！(怒)」


近藤：「ぐほおおおおおぉぉぉぉぉ！！！！！」



バシャンッ・・・！！！



近藤さんは姐さんに殴られ、吹っ飛ばされた。

男風呂の湯で、浮かんでいる。


土方：「おい！ どうすんだっ？！」

新八：「どうすんだって、倒さないと！(汗)」

山崎：「副長！ 今が、退治するチャンスですよ！」

新八：「銀さん！ ・・・、あれ？ 銀さん？」


旦那は、何処に行ったんだ？


銀時：「おい、Aちゃん！ 怪我はねぇかっ？！」

A：「えっ・・・(汗)」


旦那！

なにAの肩、持ってるんですかィ？！


総悟：「旦那ァァァァァ！！！！！(怒)」


銀時：「ぐはっ・・・！！！」


俺は旦那の背中を、思い切り蹴ってやった。


総悟：「A！ 何もされてねェかっ？！」

A：「大丈夫だよ！(笑)」


良かった。

Aが、身体にタオル巻いてて・・・。


A：「あっ。そ、総悟くん・・・。後ろ・・・(汗)」

総悟：「あぁ？ ・・・・・、いっ、いだだだだだぁぁぁぁぁ！！！！！」

お妙：「おい、テメェ。ここが、何処だか分かってんだろうな？(怒)」

総悟：「おっ、女風呂・・・(汗)」

お妙：「分かってんなら、ささっと出で行けや！ ゴラァァァァァ！！！！！(怒)」



総悟：「うわあああああぁぁぁぁぁ！！！！！」



バシャンッ・・・！！！



姐さんに頭をわし掴みにされたと思ったら、今度は投げ飛ばされて、男風呂の湯に撃沈した俺・・・。


神楽：「姉御！ かっこいいアル〜♡」

九兵衛：「妙ちゃん・・・♡」

お妙：「ふんっ・・・。」


俺の意識は、ここで途絶えた・・・。

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