274話 ページ27
あれから、旅館に来た私たち真選組。
近藤:「すいませ〜ん! 予約をしていた、近藤です!」
宿主:「は〜い!」
遠くの方から宿主さんの声がして、顔を見せた。
宿主:「いらっしゃいませ! 真選組の方達ですね? 遠い所から、ご足労様です。」
近藤:「いえいえ! 2日間、よろしくお願いします!」
宿主:「こちらこそ! お部屋を案内する前に、少しお話がありますので。まずは、そちらから・・・。」
宿主さんに、旅館の中を案内してもらう。
内装はいたって綺麗だが、昔ながらの造りで古風な雰囲気を感じる。
宿主:「こちら、大広間となっております。」
宿主さんが、襖を開ける。
大広間に足を踏み入れるなり、そこに居たのは・・・・・
土方:「万事屋っ?!」
銀時:「あぁ? んだよ。お前ら、ここの旅館だったの〜? マジ、ありえねぇんだけど。」
土方:「それは、こっちの台詞だ!」
宿主:「さぁさぁ、真選組の皆様も。どうぞ、お座りになって下さい。」
あれから私たちも座り、宿主さんにお茶を用意される。
そして・・・・・
宿主:「今からお話することは、本当の事です。どうか、私の話を聞いてください。」
宿主さんが、とても深刻な顔でそう言った。
私たち真選組も万事屋も、静かに宿主さんのお話を聞くことに。
宿主:「今から、2カ月ほど前のことです。少し歩いたところに、海がありますでしょ? そこは、観光地ともいえる程、大勢の人で溢れかえっていました。しかし、ある日突然。得体の知れない、恐ろしいバケモノが姿を現すようになりました。」
銀時:「俺たち、さっき見たぜ? その、バケモノ」
宿主:「そうなんですね!」
新八:「タコの様な足を、海面から覗かせていました・・・。」
宿主:「そうです。その、バケモノです! そのバケモノが姿を見せる様になってからは、大勢の人で賑わっていた海も、噂が広まった今では、訪れる観光客も居なくなってしまいました。」
だから、私たちが海で遊んでいたとき、私たち以外、誰も居なかったんだね・・・。
宿主:「この度、万事屋の皆様に依頼をさせて頂きました。そして、江戸の平和を護る、真選組の皆様も、どうか協力してもらえないかと・・・。」
近藤:「そういう事なら・・・。その話、引き受けましょう!」
宿主:「ありがとうございます!」
こうして私たちは万事屋と一緒に、バケモノ退治に協力することとなった。
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mi-na(プロフ) - マシュマロさん» ついに、結婚と妊娠しちゃいましたね!(笑) 感動して下さって、嬉しいです! ボードに来て下されば、お話ししましょう! 返信は、遅くなる可能性はありますが・・・。これからも、よろしくお願いしますね! (2017年9月30日 22時) (レス) id: efcfcb1ed7 (このIDを非表示/違反報告)
マシュマロ(プロフ) - つ、ついに妊娠&結婚…! ア,アレ?ルイセンガ・・・((/_;) これからもがんばってください! あ、あと、もしよければ、ボードでお話ししませんか? (2017年9月30日 22時) (携帯から) (レス) id: 75e94d972b (このIDを非表示/違反報告)
mi-na(プロフ) - 神憐さん» コメント、ありがとうございます! 面白いなどと言って下さいるだけで、嬉しい限りです! 続きを作成中ですので、楽しみに待っていて下さい! これからも、よろしくお願いします! (2017年9月25日 23時) (レス) id: 07b1e5e67f (このIDを非表示/違反報告)
神憐 - これからも、楽しみに待ってます!! (2017年9月25日 23時) (レス) id: 54e5c58569 (このIDを非表示/違反報告)
神憐 - 面白い!幸せです! (2017年9月25日 23時) (レス) id: 54e5c58569 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:mi-na | 作成日時:2017年9月18日 11時