総悟が大好きな彼女は真選組の紅一点 ６ 【沖田総悟】

２５９話 ページ12

A：「完成で〜す！ よし、ザキを呼んで来よう！」

総悟：「おう」


総悟くんと、ザキの自室に向かった。

襖を開ければ、？マークを浮かべている。


A：「ザキ〜！ 食堂に来て！」

山崎：「えっ、えぇ？ 何でっ？！」

総悟：「良いから、来やがれィ」


私たちに連れられ、ザキを食堂へと促す。

そして、椅子に座らせれば・・・・・


A：「ザキ、監察のお仕事お疲れ様！ これ、ザキだけのために私と総悟くんが作った、オムライスで〜す！」

山崎：「えぇっ？！ 俺だけのために、作ってくれたのっ？！ ありがとう・・・(泣)」

A：「また、あんぱん生活してたんでしょ？(笑)」

山崎：「あははは・・・。」

A：「ほら！ 食べて、食べて！」

総悟：「早く食わねェと、タバスコかけるぞ」

山崎：「い、いただきます！(汗)」


総悟くんの手にあるタバスコを見たザキは、慌てて食べ始める。


A：「味付けは、どうかな？」

山崎：「凄く美味しいよ！ ありがとう、Aちゃん！ ありがとうございます、沖田隊長！」

A：「良かった、良かった♪」


あれから私と総悟くんも、オムライスを食べる。

３人で食事をしていたら・・・・・


近藤：「良い匂いがするな〜！」


食堂に、近藤さんが現れた。


山崎：「実はこれ、Aちゃんと沖田隊長が作ってくれたんです！」

近藤：「へぇ〜、良いな！」


ザキが近藤さんと話し込んでいる隙に、総悟くんは・・・・・


A：「あーぁ・・・(汗)」

総悟：「・・・・・♪」


山崎：「今まで食べて来たオムライスで、１番美味しいでっ・・・・・・・」

近藤：「おい、ザキ？ どうしたっ？！」



山崎：「辛ぁぁぁぁぁぁぁっ！！！！！(泣)」



ザキの食べかけのオムライスに、大量のタバスコをぶっかけた総悟くん。



山崎：「み、水！ 水をくださぁぁぁぁぁい！！！！！」

総悟：「ほら、水だぜェ？」

山崎：「沖田隊長！ ありがとうございます！」



総悟くんから受け取った水を、一気に飲み干すザキだったが・・・・・



山崎：「しょっぱぁぁぁぁぁぁぁっ！！！！！(汗)」



水には、大量の食塩が入れられていた。



総悟：「・・・・・♪」

A：「まったく、総悟くんってば・・・(呆)」

近藤：「ザキ、大丈夫かっ？！(汗)」


でもまぁ、いつものザキに戻って良かった！

これからも、監察のお仕事頑張れ！

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