お昼 ページ8
裕「光く〜ん！アイスくーださい！」
うちの学校はちょっと特殊で、ファミレスのサイドメニューとかにあるものなら大体おいてある。
もちろん普通にお弁当もあるよ！
八「…はい。朝のことは忘れてくれないかな？」
裕「薮先生と付き合ってるって認めていただければ忘れます。」
八「やっぱ平気。ほら、友達が待ってますよ〜」
光くんが指さす方を見ると、山田たちが待っていた。
裕「本当だ。はい！これ100円ね！」
八「はい、お買い上げ〜」
100円でアイスが買えるって…
この学校どうなってんだよ(笑)
侑「何買ってたの？」
裕「アイス」
涼「また買ってんの？」
裕「いいだろ！100円だし。」
伊「え！これ100円なの？こんど買お。」
と、喋りながら中庭に行く。
裕「この学校、本当に広いよねぇ。」
涼「学園長ってどんな人なんだろうね。」
有「そんなん、金持ちだろ！」
伊「そやそうだろうけど。」
中庭に着き、いつもの木の下に行くと
高「あれ？なんで君たちがいるの？」
涼「…こっちのセリフ。なんでここにいるの？」
高「え〜。ご飯食べようと思ってんだよ〜。じゃ、一緒に食べようよ〜！」
侑「…あんた先生でしょ？」
この人は高木雄也。理科の先生。めっちゃ生徒に緩い。
高「いいじゃん！別に先生が生徒とご飯食べたって！」
伊「別にいいんだけど…」
有「いいじゃん！いっしょに食べよう！」
と、結局高木先生とご飯を食べることになった。
裕「高木先生って、なんでそんなに生徒と距離が近いの？」
高「えぇ…なんで君たちは仲良くして面白いじゃん。」
伊「面白いじゃんって(笑)」
高「それに、君たちもこの方が楽でしょ？」
伊「そうだけどぉ…」
高木先生はなんか…独特。
仲はいいんだけど、よくわかんないって感じ。
菊「あれ？もう人いるじゃん。」
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作者名：ひんにか | 作成日時：2022年3月19日 13時
