ヒミツ。《 nb × sk 》

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で。次に目が覚めた時には自宅のベッドの上だった。

なんだか漫画によくあるような展開を、まさか本当に自分自身が体験することになるとは...と考えながら体を起こすと、二日酔いのせいで頭が痛い。とりあえず顔洗って薬飲まなきゃ、と足を下ろすと、床になにやら散らばっている。




sk「......え"、」



だんだんとハッキリしていく意識の中で見えたのは、パラパラといくつも床に散らばった漫画本やのプロットたち。それは、確かにダンボールに入れてあったはずのもの......なんで散らばっているのか分からない。しかし、この頭痛からして答えはひとつ。




__________......酔った時にぶちまけたか...



頭痛と格闘しながらもとにかく俺はそれをまたダンボールに戻す。そして、確認しなければならないことがある俺は寝室のドアを開けた。

ソファでは勝手にテレビを付けて俺の録画してあったアニメを観ているしょうた。



nb「おう、佐久間起きたか！このアニメ、結構面白いのな」

sk「......ねぇ、しょうた...」

nb「ひっでぇ顔だな」

sk「いいの、それより......昨日、俺......」


記憶のないことから、深澤さんが送ってくれてしょうたがベッドに寝かせてくれたんだと思う。問題は、あのばらまいたのをしょうたが見たか見てないか、だ。心臓の鼓動がどんどん速くなり、今にでも吐きそうなくらい緊張してる。そんな俺に、しょうたはちょっと気まずそうな顔をした。


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