#022 ページ22
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はぁっ...はぁっ......はぁっ......
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こっちの世界の時間感覚を計らずに飛び出してきたもんだから、太陽の光に若干身体がやられた。しかし、それを治してる時間は今はない。
陽の光を避けるように必死な思いで飛び続け、ようやく見つけた家に、転がるようにすり抜けた。
カーテンを開けた窓から、隣の家を見つめるこの人は、間違いない。しょうたくんを助けられる唯一の人。
mm『__________......あなたが、りょうたさん？』
dt「......?!誰だっ...！」
振り返ったその人は、最初こそ警戒した様子で俺を見つめてくるが、やがてその瞳から警戒の色が消えた。
彼に今現在しょうたくんに起こっていることや助言を手短に話す。今ならまだ間に合うはずだから、急がないと。
電話を終えると、涼太さんは俺の方を振り返る。その瞳に迷いはなく、強い意志が感じられる。
あぁ。この人なら大丈夫だ。
自力で魔界が消した記憶に抗って思い出して、急に現れた俺の話も最後までしっかりと聞いてくれた。
今まで救おうとしてきた中で、誰よりも真っ直ぐにしょうたくんを愛してる。そう感じた。
dt「......しょうたのところに、連れて行ってくれ」
mm『はい......必ず、2人をここに戻しますから』
そう言って、俺は涼太さんに手を伸ばすと、彼は迷いなく掴む。瞬間に魔法陣が現れて、そこに吸い込まれるように移動をする。
飛んだ先は、人間から悪魔にさせるための地下牢。
そこに、ぐったりとしたしょうたくんがいた。
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翠恋(プロフ) - みょさん» みょさま、コメントありがとうございます！嬉しいかぎりです...！また別の作品も宜しければ読んで頂けると喜びます、ありがとうございました！ (2022年7月26日 5時) (
レス) id: fb1d0da99a (このIDを非表示/違反報告)
みょ(プロフ) - ありえないくらい泣いてしまいました、、、めめこじまた出会えてよかった、、最高すぎました！！！😭✨ (2022年7月26日 3時) (レス) @page43 id: 6a1ddb5ea7 (このIDを非表示/違反報告)
翠恋(プロフ) - orange72019さん» コメントありがとうございます！そう言って頂けて、めちゃくちゃ嬉しいです...！またどこかの作品でお会いしたらよろしくお願いします！！ (2021年12月5日 15時) (レス) id: fb1d0da99a (このIDを非表示/違反報告)
orange72019(プロフ) - 超泣きました………最高すぎます！！！！、 (2021年12月5日 10時) (レス) @page42 id: cdf058685f (このIDを非表示/違反報告)
翠恋(プロフ) - 桃色ウサギさん» 桃色ウサギさま、コメントありがとうございます！こちらこそ、最後まで読んで頂き、ありがとうございます。また別の作品でお会いできるのを楽しみにしておりますので、よろしくお願いいたします！ (2021年10月18日 18時) (レス) id: fb1d0da99a (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：翠恋
| 作成日時：2021年7月23日 23時
