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翌朝は、なんだかよく眠れなくていつもよりも早めに起きてしまった。
それもこれも、いのちゃんのせい。
昨日の電話で急に薮くんと光くんが遊びに来ることになったけど...俺がこの状況で会ったらまずいんじゃないのかって聞いても「大丈夫だよ〜」とはぐらかされてしまった。
全然大丈夫じゃないと思うんだけど...。
けど悩んで悶々としている間にも時間は過ぎていって、起きてきたいのちゃんと朝ごはんを食べ、それぞれの部屋を掃除して、いのちゃんは仕事に行ってしまった。
いのちゃんの話によれば、2人と合流をしてから帰って来るらしい。
俺は2人には申し訳ないけど、こんな非現実的な姿で会う訳にもいかないから、ドールハウスの中で隠れてようと決めて今はその隠れ場所を探していた。意外とこのドールハウス、隠れられるような場所少ないんだよな...。いや、そもそもドールハウスってそういうもんなのか？
__________......ｳﾞｰ...ｳﾞｰ...
「......うおっ...」
自分のスマホの音には、まだまだ慣れない。
こんな世界を体験することになるだなんて、夢にも思ってなかったから。
通知されてるメールには"もうすぐ着くよ"という文章とともにちょっとクセのあるスタンプ。
俺は"了解"とだけ返事をして、またドールハウスの中に隠れたのだった。
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翠恋(プロフ) - 名無しさん» 名無しさま、コメントありがとうございます！そう言って頂けて嬉しいです！またどこかの作品でお会いできたら光栄です、呼んで頂きありがとうございました！ (2020年3月28日 7時) (
レス) id: fb1d0da99a (このIDを非表示/違反報告)
名無し - 完結おめでとうございます！小さくなった有岡くんを想像しながら読んでいました。世界観が優しくて、読んでいて癒されました^_^ (2020年3月27日 22時) (レス) id: 2b47a80d13 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：時雨
| 作成日時：2019年12月12日 17時
