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『__________......ん...なんか、デジャヴ...？』
体を伸ばして、欠伸をして。
今日2度目の昼寝をした俺は、まだいのちゃんのポケットの中だった。
けど、さっきまで聞こえてたはずのシャッターの音も、カメラマンらしき声も聞こえてこないので俺はそっとポケットの中から顔を出してみた。
『......あれ、家だ』
「あ、だいちゃん、おはよう。そんなにこの服のポケットって気持ちいいの〜？」
見慣れたテレビ画面や棚が目に入り、すぐに家に帰ってきたことを理解した。
そんな俺を見て、くすくす笑ういのちゃんの手のひらに移動すると、彼は撮影で着ていた服のままだった。
『いのちゃん、服、着替えなかったの？』
「え？うん。だいちゃん、気持ち良さそうに寝てたし、俺もこの服結構気に入ったから買い取ってきちゃった」
『ええ?!な、なんか...ごめん』
「なんで謝るのー？俺が気に入ったからいいんだよ？」
にこにこ言ういのちゃんだけど、俺は知ってるよ。
いのちゃんはあんまり服に興味がなくてクローゼットは必要最低限しかないこと。
ファッションモデルなのに、って言っても「プライベートはいいの」なんていつも言ってたこと。
俺のため...なんて、自惚れちゃってもいいかな。
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翠恋(プロフ) - 名無しさん» 名無しさま、コメントありがとうございます！そう言って頂けて嬉しいです！またどこかの作品でお会いできたら光栄です、呼んで頂きありがとうございました！ (2020年3月28日 7時) (
レス) id: fb1d0da99a (このIDを非表示/違反報告)
名無し - 完結おめでとうございます！小さくなった有岡くんを想像しながら読んでいました。世界観が優しくて、読んでいて癒されました^_^ (2020年3月27日 22時) (レス) id: 2b47a80d13 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：時雨
| 作成日時：2019年12月12日 17時
