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とはいえ、1日考えてもこれ!というものがなかったので、俺はずっとそこにいるから何も分からないのだと感じてちょっと冒険をしてみることにした。

もしかしたら、自分たちの家だけど違う視点で歩き回ったらなにか気がつくかもしれない、そう思って。





『それにしても......なんか、変な感じだなぁ』






見慣れていたはずの景色が、まるで初めて目にするものかのように感じてて。

まさか自分が、こんな世界を体験することになるとは予想すらしなかったなぁ...。




しばらく歩いていると、多分いつも使っていたソファまでやってきた。同棲を始める時に白のレザーが気に入って2人で購入したんだけど、近くで見たら意外とヒビみたいなのが入ってるところがあって年季入ってきたんだなぁって感じた。

そして、その下になにかあるのが見えた。

おおきくて平らな...なんだろ、これ。





『......よし、』






意を決した俺は、そのよく分からないものを目指して

ソファの下の隙間へと足を踏み入れたのだった。




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翠恋(プロフ) - 名無しさん» 名無しさま、コメントありがとうございます!そう言って頂けて嬉しいです!またどこかの作品でお会いできたら光栄です、呼んで頂きありがとうございました! (2020年3月28日 7時) (レス) id: fb1d0da99a (このIDを非表示/違反報告)
名無し - 完結おめでとうございます!小さくなった有岡くんを想像しながら読んでいました。世界観が優しくて、読んでいて癒されました^_^ (2020年3月27日 22時) (レス) id: 2b47a80d13 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:時雨 | 作成日時:2019年12月12日 17時

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