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櫛谷side
教室に向かう途中でAを見かけた。
足元は来客用のスリッパ。
「ちょっと！」
Aの腕を掴むと
少し驚いたような顔。
「シューズ、どうしたの？」
『なくなってたの』
「え？大丈夫？」
『目星はついてるから、大丈夫だよ』
涼し気な顔をしているが
目の奥には息を飲むほどの意思を感じた。
「俺たちで何か出来ることはするから、無理すんな？」
『ありがとう』
これは、中学校の時を思い出す。
デジャブ。。。？
「何かあった？」
教室の前で立ち尽くしていると、穂積が登校してきた。
「それが。。。。」
事情を話すと、
「うわ。。それって。。。」
「うん。中学校の時の二の舞にならないといいけど。」
「てか、やったやつ誰かわかんないの？」
「Aは、分かってるっぽい。」
早く解決しないと、大変なことになる。
昼休み、案の定中庭にAの姿はなかった。
「っ。。。。」
穂積と俺は顔を見合わせた。
「どしたの？そんな怖い顔して。てか、Aは？」
呑気なこま。
「Aに恨み持ったり、嫉妬しそうなやつ知らない？」
「え？なに急に。」
こまに事情を説明すると、
「昨日の田中の試合で、宇戸さん？って子と話してたけど。」
「宇戸さんって、何組？」
「確かＣ組。」
まじ、こういう時
こまの交友関係の広さは助かる。
穂積と俺はＣ組に走った。
「ねぇ。宇戸さんいる？」
ドアの近くに座る男に聞くと、
「さぁ。Aさんと2人でどっか行ったけど。」
しまった。。。
すると、
「もしかして、Aさん何かあった？」
最近よく話題に上がる田中が
真剣な顔で俺たちを見た。
悪いが田中の相手をしている時間はない。
俺と穂積が手分けして探そうと走りかけた時、
「多分屋上！」
田中が叫んで走り出した。
「とりあえずいくか。」
田中を信じて屋上に走る。
間に合え。
屋上のドアを開けた田中が、立ち止まる。
「おい。急に止まるなよ。」
そして、田中の背中越しに見えた。
Aが宇戸さんの頭頂部の髪を掴み、
フェンスに押し当てているところを。
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ころっけ - いかがお過ごしでしょうか？小説についてですが書くのを休まれても、ずっと上げなくても全然大丈夫なので、気長に待ちたいと思います。とにかく、無理のなさらないようにお願いします(*ゝω･*)書くつもりがもうないようでしたら、そうおっしゃって頂いたら幸いです！ (6月17日 22時) (
レス) id: 87ea796562 (このIDを非表示/違反報告)
あい(プロフ) - ころっけさん» プリ小説読みました！最近追加されたんですね✧*｡٩(ˊωˋ*)و✧*｡同じ漫画にハマってる人がいると言うのはとても嬉しいですね！完結後のお話ってところもとてもワクワクしますよね！教えていただいて、ありがとうございます( *´`*) (6月11日 0時) (レス) id: 17114c4078 (このIDを非表示/違反報告)
ころっけ - ホントそうですね、！この漫画の夢小説は少ないので、あいさんが更新してくれるたび、嬉しい限りです(о´∀`о)プリ小説の方にも、テリトリーMの住人の夢小説が、新しく上がっています！そちらも良いと思うので、良ければお時間ある時見てください！応援してます！ (6月10日 20時) (レス) id: 87ea796562 (このIDを非表示/違反報告)
あい(プロフ) - ころっけさん» この後の展開迷いますが。。。。みんな幸せになって欲しいです( ; ; ) (6月9日 14時) (レス) @page37 id: 17114c4078 (このIDを非表示/違反報告)
ころっけ - くぅ、、悲しいです。( ；∀；)幸せになって欲しい。 (6月7日 19時) (レス) @page26 id: 87ea796562 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：あい | 作成日時：2023年6月5日 15時
