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2日目 ページ12







朝になった。




なんとか俺は生きていることに安堵した。








「……みんな、いますように」








俺はそんな思いを強く願いながら部屋を出た。









_____






知「みんないたね……よかった…」

「…あぁ」








騎士の護衛が成功したようだ。



誰も死んでいなかった。よかった……。








岡「ね、ねえ……ここから出たいよ…」

薮「圭人……無理なんだ。出れないんだ。
外に出ると…お前も首をなくすことになる…。」

岡「っ……」

大「…ここから出るには、人狼を見つけ出さないと。
そのために…俺は占い師に名乗り出てもらいたい。」

「……占い師?」





占い師は伊野尾ちゃんなのに?





裕「やけに落ち着いてるね…。それに何で占い師?」

大「じゃあもっと明るくした方がいい?」

「だ、だいちゃん…!」

裕「それに、昨日だって。いつもの大ちゃんなら
ロケなら絶対じゃんけん参加するでしょ。」








…たしかに。



普段の、外の大ちゃんは明るくて元気いっぱいで…


ああいう類のことは先陣を切ってするタイプだ。








大「……ロケだと思えなかったからだよ。
設備は整いすぎてるしスタッフもいないし、カメラもない。
そのくらい見ておけ、じゃないと死ぬぞ。」

裕「っ……」

知「…そんな言い方ないでしょ!?どうしちゃったの大貴…っ!」

大「これはただの遊びじゃないんだよ!!!
そんな生ぬるいこと言ってっとほんとに死ぬぞ!」

「大ちゃんそこまでにして!!!
どうしたの…?何をそんなに焦ってるの……?」

大「……わりぃ。
とにかく、占い師のやつ。名乗り出てくれ。」






すると


大ちゃんの気迫に驚いたのか、









手を挙げた。









伊野尾ちゃんを含む、2人が。






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ふぅい - 現実での人狼ゲームの勝者の人狼が3回目の人狼ゲームで人狼だったいのちゃんと裕翔くんだったことにゾワっとしました。内容も全く予想できなくて終始怖くて最高でした。終わり方もめちゃくちゃ好きです。素敵な作品をありがとうございます。出会えてよかったです!! (2022年8月19日 23時) (レス) @page34 id: 85477ac2f6 (このIDを非表示/違反報告)
雪苺乃 - これは、本当に凄いです。出版できるレベルです。どうしてそんなに考えれるんですか?私は最後の最後まで誰がなんだか全くわかりませんでした(*´-`)。これからも頑張ってください!それと、もし本格的に出版されるようになったら呼んでください! (2020年5月25日 1時) (レス) id: 59dff92824 (このIDを非表示/違反報告)
(プロフ) - ま っ ち ゃ 。さん» ありがとうございます!!ええ!そんな滅相もないです!!でも嬉しいですありがとうございます! (2020年1月27日 14時) (レス) id: 5e45e39afe (このIDを非表示/違反報告)
ま っ ち ゃ 。(プロフ) - めちゃくちゃ面白かったです!!最後まで誰が犯人か分からず笑 主様の文章力憧れです!! (2020年1月25日 19時) (レス) id: 7cdb9fde75 (このIDを非表示/違反報告)
やまありらぶ - 薊さん» 応援しますっ!! (2019年9月28日 9時) (レス) id: 45cc6642be (このIDを非表示/違反報告)

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作者名: | 作成日時:2019年7月6日 17時

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