【コラボ】学園という名の…②【歌い手】 (ページ32)

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なんだ？～男主視点～ページ32

柚子がいきなり固まった

え？え？なになになに？
どうしたの

『ねぇどうしたの固まって…』
そう声をかけたのはいいが一瞬にして俺はベッドに押し倒された

「いいか、空！」
らむ先輩の真剣な声が響く

「らむ先輩！」
「言わせるな！絶対に言わせるな！」
なになになになになになに？
なに？
ナンデスカ？

「アンダーバー！らむを拘束！」
おお、スズム先輩が仕切っている！
レアだプレミアムだ

じゃなくて！

『え？なに？なんなの？』
そらる先輩の方を見ると乾いた笑いをこぼす

「ははは…さて！しごとしようかな！」
「お、俺も～」
「あ、アンさんナノがやるからいいよ！」
「いや、ナノさんは休みなさぁい☆」
「天月君、僕がやるよ！」
「いや、俺が！」

「あの…俺は何をすれば」
「「「「「「まふくんは机に乗ってる資料に目を通す！」」」」」」
「あ、はい！」

なんなんだよ！
一体何だ？
柚子の方を見ると目を背けられた
どうしたのみんな！？

「やばいよ」
「空ってこういうとこだけ鈍感だよね」
「なんで気づかないわけ？」
「そらるん睨んでたよね！柚子を睨んでたよね！？」
「おい歌詞太郎なんか…行ってこいよ」
「無理に決まってんだろ！そらるの睨みでも気づかなかったんだぞ！」
「だからって柚子ちゃんがあのまま自分から話すとは思えないよ！」
「僕も」
「ナノも」
「そうだ！スズム行け！暇だろ？」
「あ、音楽の宿題あるんだった～」
「逃げたな…」
「もうジャンケンでいいんじゃないかしらぁ☆」
「それは無理！」
「絶対やだぞじゃんけん」
「だからってどうすんだよ！」
「まふくんは？」
「新人だぞ！ここでそんな大仕事任せたら生徒会抜けるかもしんない！
それにまふくんが原因みたいなものだから！」
「それはだめ！」
「じゃあ96店長は！？」
「寮にもどった…」

『ねぇ何話してんの？』
そう声をかければ一瞬で散っていく
怪しい…
けどなんだ？
なんで柚子は固まったんだ？