【コラボ】学園という名の…②【歌い手】 (ページ26)

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そらる様～男主視点～ページ26

柚子…諦めろ
こうなったらもうとまらないのがそらる様だ

「理由は？え？」
今もなお柚子に怖い笑顔を向けているそらる様を無視して
まふまふさんに向き直る

それと同時に心の中で柚子に謝る

「あ、あの…俺が生徒会って」
資料にかいてある理由を見ると
しっかりしてるから…

おいナノ
これでいいのか！？
こんな理由でまふまふさんを入れてしまっていいのか！？

『えーっと…まぁ強制ではないんですけどあの…あれみたいになりたくなかったら…』
そう言って後ろのそらる様を指差す
それをみてまふまふさんの顔が青くなってきた

「えっと…入ります…」
その言葉を待ってましたというようにアンさんが引き出しから鍵を出す

『これが鍵です
普段立ち入り禁止場所とか鍵がかかっているとことかに入れます』

「生徒会全員ですか？」
そうなんですよ
この学校では生徒会がトップですから
職員室には置いてない薬品庫の鍵とか持っていいんだよね

「鍵はなくさないでねぇ☆」
アンさん…
あなた結構なくしたことあるんじゃない？

『まふまふさんって補助ー？』
ナノに聞くとお菓子を食べながらチガーうという声
じゃなんだと資料を見ると

『総務！？』
なんでとそらる様の方を見たがすぐにらむ先輩の方を見る

「ほら、T君もう引退じゃん？」
そう言えばT先輩は一年の頃からずっと生徒会って聞いたことがある

「だからー若い子が受け継ぎとして必要なんだよ」
なるほどね
まふまふさんって

「あの俺一年なんですけど」
だよね！
なんかクラスの子がイケメンがいるって言ってたけどまふまふさんのことだよね！

「ま、よろしくね」
「「「「「よろしく～」」」」」
ま、大丈夫っしょ

「よし！柚子ちゃんも入ってくれるって！」
いや、もう脅迫だよね！？
脅迫して入らせたよね！？

「うう…」
ごめんよ柚子
この学校でそらる様に逆らえるの人はいないんだよ

『ま、ここなら無事だしいっか』
そう吹っ切れるしかなかった

吹っ切れた矢先―…

「これどういうこと！？」
ろん先輩の叫びが響いた―…