【コラボ】学園という名の…②【歌い手】 (ページ25)

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ちょっと待った！～女主視点～ページ25

「はぁぁぁぁ！！？」
空君が大声を出す
その気持ち…ものすごくわかります

今ナノくんはなに言ったの？
まふまふさんはともかくなんで私まで生徒会に？

―――え？あ、んん！？

『…生徒会…生徒会ッテナンダッケ…？』
「柚子ちゃん！？」
『シャム先輩…ナノクンハナニヲイッタンデスカ？』
「え、え？ちょ、大丈夫？」
『セイトカイッテ…？』
「柚子ちゃんが壊れたー」
「きゃー！しゃむ君が壊したー！」

天月さん…棒読みです
最後の言葉はしゃむ先輩が可愛そうだと思いますアンさん
などと突っ込みをいれるが…

は…？え、え、え、え？

「そらる先輩どういう事か説明してください」
「うん、じゃああっちで話そうか…ここじゃ、ね」
そう言う会話が聞こえたかと思うと空君とそらるさんが離れていく

待って待って待って！！

「…俺が生徒会に…？」
まふまふさんも混乱しているようだ
仲間…！！

『あっ…でもそれじゃあ…』

この傷は姫歌ちゃんを信じるための…姫歌ちゃんが私を縛るための証
コレがあるのに私は姫歌ちゃんに怪しまれるような事はしちゃいけない

そんな事があれば姫歌ちゃんはきっと私だけじゃなく、空君や生徒会の人も
どんどん傷つけて行ってしまう気がする

まあ、ここの人達が簡単にやられるとは思わないけど…

――――――じゃあ…私は…

『断らなきゃ！』
「あっ柚子ちゃんまだ手当の途中！」
『ご、ごめんなんさーい！』

しゃむ先輩に謝って、
そしてそらるさんに

『あ、あの！私…生徒会には入れません！』
「…どうして？」

あぁぁぁあああっ
そ、そらるさん…そんな顔でニッコリしないでくださいっ
怖さ倍増…じゃなくて！

『その…私には勤まらないと…』
私が俯いてそう言うと更に

「理由」
『…はい？』
「理由」

―――――…
こ、こここ怖いっ！！
ひ、冷汗がハンパないよ！？

空君に助けを求めて見てみてもブンブン顔振られた
これは逆らうなって事ですか…？

でもこれ言ったらなにも意味ない…

あぁぁぁああ…どうしよう…