悪魔を召喚しようと思ったら、陰陽師の霊が出てきました。【オリジナル】

第九話　ベルゼブブの部屋は ページ13

「？？？」

『あの突然ですが、ベルゼブブ様のお部屋はどうするのですか？

「ああ！！そうだ……」

[俺の部屋……？]

「しょうがない、私の部屋でいいんじゃない？」

『えっ…』

[えっ////]

『よろしいのですか、A様！？』

[A様がいいなら…///]

「いや、部屋無いし。ていうかこの部屋が一番広いし。だって十五畳だよ！！！」

『[広っ！！！]』

「それに、ベッドは多分キングサイズだし…」

『一緒に寝るのですか！！？』

「だってベッド無いじゃん！！」

『[よっしゃぁぁぁぁぁぁあ！！！]』

『[……って事はあいつも一緒に…]』

「……私の部屋、そんなに嫌？」

『[いえいえ、全然！むしろ嬉しいでs……]』

「ハモったね」ｸｽｸｽ

『[/////]』

『[可愛い〜]』

「どうしたの？」

『[いえ、何でもありません！]』

「そう、じゃあ…もうすぐお昼だからどっかに食べに行こう！！」

『ですが、お金は……』

「あぁ、大丈夫。ちゃんとあるから」

『そうでしたか。失礼しました』

「じゃあ着替えて！」

[えっ……]

「まさか、服が無いとか……」

[は、はい……]

『(ふっ、ざまぁ)』ﾆﾔﾆﾔ

「うーん。星、服貸してあげて」

『えっ、ですが…』

「お願いだから…」

『う〜、分かりました』

「ありがとう。ほら、ベルゼブブも！」

[あ、ありがとう……]

『まぁ、A様のためですから。
決してベルゼブブ様のためではありません』

「よし、着替えるぞー！」

(しばらくして)

「よし、行くか！！」

『[おーーー！！！！！]』

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