＿＿＿＿恋の争奪戦＿＿＿＿ (ページ13)

今日:1 hit、昨日:10 hit、合計:18,081 hit

じゅーいーちページ13

『あ、着替えなきゃだ！棗！早くいくよ！』

棗「あいよ！」

それから私達は急いで準備をしてギリギリ授業に間に合った

先(女)「じゃあ皆さんグラウンド二週してきてね！それで、二週した人から各自準備体操をしててください！」

いやぁ、相変わらず元気だなぁ体育の先生
私よりも年いってるはずなのに((あ、失礼か

棗「ほれ！行くぞ！」

『え？あぁ、うん』

えっと？二週だよね
ま、二週なんてすぐ終わるしいっか

棗「ﾊｧ…ﾊｧつっかれたぁ！」

『え？そう？そんなに？』

棗「まったく！椿はペースが速いんだよ！少しくらいゆっくり行きましょ！？」

『え、あ、はい』

なんか怒られた？

『まぁ、いいか、準備体操しようよ』

棗「あ、そうやったな」

それからは、話ながら準備体操をした

その時ふと思ったことを口にしてみた

『そう言えばさー？私天月さん見たことないんだけど、いつ紹介してくれんです？棗さん』

棗「あれ？そうやったっけ、てっきりもう紹介したと思っとったわ」

『で？その棗が愛して止まない天月さんは何クラスなの？』

棗「あ、愛して止まないって！何言ってるん！？で、でもまぁ、うん……って！違うか、つっきーはわしと同じクラスやで！んふふ」ﾍﾅ～

え、何可愛い、天月さん良かったねこんなに可愛い子に好かれて
女の私でも惚れそうだったわ

「へぇーそうなんだ、良かったじゃん」

棗「おん！…あ！そやそや椿さ？浦田と全く進展せーへんやん？」

うっ、そうですけど……
地味にくるものがあるなこれ

『そうですねぇ』

棗「せやからチケットあげるわ」

『え、何の？』

棗「あぁ、えっとたしかなぁ遊園地やね、教室にチケットあるから授業終わったらあげるな！」

『いやいや、申し訳ないよ！天月さんと行っておいで！』

せっかくのチケットなんだからねぇ

棗「いーの！わし達他のとこ行っちゃうってだけやから」

『本当？』

棗「おん、タピオカや」

『ふとんぞ』

棗「デブ活や、デブ活」

え、なにその活動、嫌すぎるんだけど

棗「ま、誘うの頑張ってな」

先(女)「ほらそこ！話聞いてるの！？ちゃんと聞きなさい！」

はぁ、めんどくさ

………どうやって誘おう