-08-後版 ページ12
【作者視点】
「勝手に上がらせてもらいましたよ」
夾父親「貴女様は...っ」
藉真が去った後に現れたのは...
Aだった。
A「お久しぶりですね」
いつもの優しい笑みとは違い、
少し殺気を感じる。
夾父親「っ」
A「フフッ...凄い話をしてましたね。
私は、慊人兄様から聞いてましたよ。
夾を幽閉すると..」
夾父親「！なら、私のお話を御理解しt「ですが」！？」
A「藉真師匠に私は賛成ですよ？
私は夾を幽閉などさせない。許さない」
夾父親「貴女様なら御理解していただけると思っていた..。
だが、当主が黙ってない！」
A「..慊人兄様なら、いつか分かってくれる」
夾父親「フッ、“いつか”ですか？」
A「...そう、“いつか”です。
夾は絶対に幽閉させない。
夾を守ると言った藉真師匠も守る」
夾父親「...所詮は戯れ言だ」
A「戯れ言で結構。絶対に叶えてみせる」
Aは、夾父親に言い放ち部屋から立ち去ろとした。
だが...。
A「あ、用事は啖呵切りに来ただけじゃなく
他にも用事がありました」
夾父親「？」
A「“警告”です」
また殺気を放つA。
夾父親「っ！..“警告”？」
A「私は確かに
当主である慊人兄様と違って権利もない。
..だが」
ｸﾞｲｯ
夾父親「なっ！」
夾父親のネクタイをグイッと引っ張ったA。
A「こうやって“警告”は出来ます」
鋭く睨みつけるA。
A「私の大切な人達に
これ以上は関わらないで下さいね？
じゃないと」
夾父親の耳元へ近づき..。
A「きつーいお灸をすえますよ..((妖笑」
夾父親「ひっ！」
ｶﾞﾀｯ
A「あらあら」
腰を抜かし、顔色も悪くなる夾父親。
A「別に怖がらせるつもりはなかったのですよ？
夾も師匠も私の大切な人。
貴方が“警告”さえ守れば何も起こりませんよ。
そう、貴方がこれ以上関わらなければ、ね((妖笑」
Aは今度こそ部屋から出て行った。
A「(怒りが湧き上がった。
夾を悪く言う彼奴は..前から嫌だった。
そして、今日は師匠の事も。
慊人兄様...慊人とまた話さないと)」
つづく
続く (更新停止中)
お気に入り登録で更新通知を受け取ろう
←・゜・09・゜・
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 172人がお気に入り
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
さくは - 今日見つけて、全部読みました！フルーツバスケットの愛され少ないのでとても楽しませてもらいました。更新楽しみにしてます。 (2021年9月30日 22時) (
レス) @page12 id: 1be519a88d (このIDを非表示/違反報告)
k.k - 面白いです！アキトとの絡み、楽しみです〜。 (2020年10月18日 9時) (レス) id: db3fbbd863 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：ハム桜 | 作成日時：2020年10月4日 19時
