【銀魂】先生と呼ばせてください(END2) (ページ6)

今日:2 hit、昨日:4 hit、合計:11,362 hit

先生とろくでなし1 ページ6

｢銀ちゃんも行こうヨ｣

神楽ちゃんは銀さんと晋さんを会わせたがっていた。

｢俺が行ったってアイツは嬉しくねェだろうよ｣

僕は銀さんに晋さんの夢の話をするべきか迷った。

｢銀ちゃんが行けば、晋ちゃんの記憶が蘇るかもしれないネ｣

｢は？｣

｢晋ちゃんの中にはアイツの魂があるネ。もう一押しアル｣

銀さんは黙った。あの人の記憶が蘇るのを喜んでいるのかそうでないのかは表情からは読み取れなかった。

神楽ちゃんは黙り込んだ銀さんを面白がったのかその気にさせたかったのかさらに畳みかけた。

｢あーあ、残念アルな～もうちょっと早く行ってたらカワイイ晋ちゃん見れたのに。今はカワイイっていうかイケメンアルヨ。銀ちゃんと違ってサラサラストレートのイケメンアル｣

｢っだぁぁぁ！もう！行けばいいんだろ行けば！酒用意するから明日まで待ってろ！｣

｢酒？晋さんと呑むつもりですかあの人まだ未成ね……ん？未成年なのかなあの人｣

｢ちげーよAと呑むんだよ｣

そう言って銀さんはそっぽを向いた。