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『ご迷惑をおかけして申し訳ありませんでした。これからは気持ちを改めてまた頑張りたいと思います。失礼します。』
最大限に謝罪の気持ちを言い残して、レッスン室に戻ると、たくさんの資料を机に並べて紫耀、廉、海ちゃんが次の公演に向けて構成の話し合いをしていた。
海人「Aおかえりー、どうだった?」
廉「顔、暗いで?もしかして怒られた?」
『3人に言っておかなきゃいけないことがあって。話し合い中断しちゃうんだけど大丈夫?』
紫耀「今ちょうど話止まってたとこやし大丈夫」
『明日発売の週刊誌に載ります、ごめんなさい』
紫耀「なんで?載ることなにもなくない?悪いこと?」
廉「ドッキリやろ」
海人「Aこわー」
『ドッキリなんかじゃなくて。こないだ廉と大学の友だちの菜々ちゃんと冬馬くんと温泉行ったときの写真が誰かに売られたっぽくて、よくない書き方されちゃった』
廉「は?おかしいやん、俺言うてくるわ」
勢い良く立ったせいで椅子が倒れる大きな音が響く。
でも、誰もそんなことはお構いなし。
『待って。廉ありがとう、でもマネージャーさんたちとジャニーさんは信じるって言ってくれたから大丈夫』
廉「俺からも証言できるけどAと冬馬ほんま付き合ってないしそういう雰囲気とちゃうで」
海人「分かってるよそんなこと。だって、おれのAじゃん」
紫耀「海人はまじで黙ろっか」
『これから3人に迷惑掛けると思う、本当にごめんなさい』
紫耀「Aは謝んな、それよりこれからのこと考えよう」
廉「とにかく何言われても絶対俺らが守るから、絶対負けんなよ」
海人「おれも。絶対Aの味方だから」
紫耀「Aが思ってるよりみんなAのこと信頼してるから。安心して」
なんで、うちのメンバーってこんなに優しくて、こんなわたしのことを庇ってくれるのだろう。
『飲み物、買ってくるね』
このままこの場にいたら、絶対泣いてしまう。
席を立つと、
海人「おれも!」
海ちゃんも一緒に席を立って、ふたりで飲み物を買いに行くことになった。
海人「おれたち4人で活動始めた頃に、紫耀と廉から言われたことがあったんだ。」
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aaaccc(プロフ) - みるるさん» ありがとうございます!励みになります! (2017年10月17日 1時) (レス) id: d2a3a7e36e (このIDを非表示/違反報告)
みるる - おもしろいです!更新頑張ってください! (2017年10月16日 21時) (レス) id: e383b25bb2 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:aaaccc | 作成日時:2017年8月11日 3時