# 202 ページ30
＊
" んふふ…うんうん。 "
" 智くんも思ったりする？ "
" ふふ、思うよぉ、
俺だって人間だもの。 "
" そっかぁ… "
2人でたわいもない話をして。
ゆっくりとした時間。
" んふふ、これ美味しい… "
" 智くんそれ好きだと思った。 "
" えー、ばれてた？笑 "
" うん。笑 "
" んふふ… "
そこからも二人でずっと話してて。
久しぶりだからかな、話がとても弾むし、
智くん発信もいつもより沢山してくれる。
でも、俺のある失態で会話は一瞬止まった。
" ん…っ… "
" ………。
…しょうくん…？ "
" ん？ "
" ん？ じゃないでしょ？
だいじょーぶ？ "
" あ、うん、大丈夫 "
" ほんと…？ "
" うん、ほんと。 "
ほんとは違うけど…
でもっ…
智くんと楽しみにしてた時間だから……
" 今は大丈夫なの？ "
" うん "
" それならいっか。
んふふ、
じゃあこの話はまた今度ね。 "
" …ん。 "
気を使って、
この話を置いておいてくれた智くん。
俺のグラスに残ってるものも
んふふ、味見。
って飲んでくれる。
お酒を飲むと痛むことってよくあるから。
お酒って体が温まってきちゃうからね。
でも…
俺の虫歯は普通の水でも痛むんだけどね…
智くんに声かけるの、
なんだかすごく戸惑ってしまって。
なかなか言えずにいて…
" んふふ…
翔くんのまで飲んだら飲みすぎたかなぁ。
ウーロン茶頼むけど翔くんも頼む？ "
" 俺も欲しい "
" んふふ。 "
智くんの気遣いに感謝。
今日だけは忘れよう。
明日、謝ろう…
そうしてまた楽しい時間を過ごして。
智くんと別れる。
" ねぇ、雅紀 "
" はぁい、楽しかった？ "
" うん、楽しかった "
" よかったねぇ "
心が落ち着かなくって
雅紀に帰りながら電話しちゃう俺。
純粋な優しい明るい雅紀の声に安心する。
" ん…っ… "
" どうしたの？翔ちゃん？ "
" …智くんに怒られちゃう… "
" ん？翔ちゃん？ "
" んっ…ひどいことしちゃった… "
" 大ちゃんなら
ちゃんと話せば大丈夫だと思うよっ？ "
" んっ…でもっ…
" んふふ…しょーくんっ？ "
" わっ…！…さとしくん… "
電話してたら後ろから智くん。
" やっぱり心配になってきて。
…家からダッシュで痛み止めとってきた。 "
" さとしくん… "
" んふふ…でも、渡すのは
ちょっと翔くんのお話聞いてからかな？ "
" ……。 "
＊
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みぃたん(プロフ) - あやさん» ありがとうございます！どちらも更新頑張っていきますね。これからもう少しこちらも続きますがよろしくお願いします♪ (2018年2月1日 22時) (
レス) id: 464ffa9d01 (このIDを非表示/違反報告)
あや - すごく面白かったです！番外編も楽しみにしていますし。どこが痛いのぉ？の続きも書いてくださると嬉しいです♪これからも頑張ってください！ (2018年1月15日 15時) (レス) id: 2c1658c16f (このIDを非表示/違反報告)
みぃたん(プロフ) - かるぱすさん» かすぱるさん、コメントありがとうございます！嬉しいです(*´ `)治療シーン、今のところあまり登場する予定はないのですが、容量が余る予定なのでそこでかけたらいいなぁと思います！読者様のお声が聞けて嬉しいです♪ (2018年1月4日 18時) (レス) id: 464ffa9d01 (このIDを非表示/違反報告)
かるぱす(プロフ) - すごくおもしろいです！治療シーンとかもっとみたいです！ (2018年1月3日 6時) (レス) id: 0002b759d0 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：みぃたん | 作成日時：2017年12月22日 23時
