第２話 ページ3
A「優しい魔法使いにあまり会わなかったんですね・・・」
ドビー「ええ、一度も。悪いことを言ってしまった・・・！」
するとドビーはタンスの所に行くと自分の頭をタンスにぶつけ始めた
ドビー「ドビーは悪い子！ドビーは悪い！」
A「やめて！タンスに頭をぶつけないで！」
少しするとドビーはタンスに頭をぶつけるのをやめた
A「大丈夫ですか？」
ドビー「自分をお仕置きしたのでございます。ドビーの家族の悪口を言いかけたので。」
A「貴方の家族？」
ドビー「お仕えしている魔法使いのご家族です。」
ドビー「ドビーめは、一生一つの家にお仕えするのです。」
ドビー「もし、ドビーめがここに来たことが知れたら・・・でもドビーは参りました。」
ドビー「姫宮Aをお守りするために警告でございます。」
A「警告？」
ドビー「いいですか？姫宮Aは今年ホグワーツ魔法魔術学校に戻ってはいけません！」
ドビー「罠です！世にも恐ろしい罠が仕掛けられているのでございます！」
A「恐ろしい罠？それは“例のあの人”も関わっているんですか？」
ドビー「おおっ！申せま・・・せん・・・！」
A「言えないんですね」
ドビーは机の上に置いてあるスタンドで自分の頭を叩いた
ドビー「ドビーは悪い子！ドビーは悪い子！」
A「お願いだからスタンドで頭を叩かないで！スタンドを置いて！」
私はドビーからスタンドを奪うと机の上に置いた
A「ドビー、今の話だけど私はホグワーツに戻るなくちゃいけないの」
A「“例のあの人”が関わっているのなら尚更ね。」
A「それに危険なことが起こると知っていながら友達を放っておくことはできない」
ドビー「手紙を一通もくれない友達ですか？」
A「ちょっと待って、なんで私に一通も手紙が来ないことを知っているんですか？」
A「私、その事は一言も言ってないですよね？」
と私が言うとドビーは手紙の束を取り出した
それは私が友達に出した手紙と友達が私宛に送った手紙だった
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作者名：ベルナデッタ | 作成日時：2018年4月11日 1時
