第１話【秘密の部屋】 ページ2
ガチャガチャガチャ！！
A「ここも開かない・・・」
ミ「ピィ・・・」
A「どうしよう・・・本当に屋敷に閉じ込められちゃった・・・」
現在、私は困っていた
屋敷内にある外へと出る扉は全て開かない、扉の鍵を開けようとするが鍵が内側からでも開かない状態
屋敷にある窓には全部鉄格子が付けられていた
なぜこんなことになったのかというと・・・
〜遡ること数時間前〜
ガチャ！
A「ただいま！」
ミ「ピィーーー！」
今日はハリーの誕生日ということで私はプレゼントを買いに行っていた
帰ってきてすぐに私は手紙が来てないか確認した
A「やっぱり手紙は一通も来てない・・・」
私は夏休みに入ってから友達に手紙を送っていたが返事は来なかった
ハリーは夏休み中よく屋敷に遊びに来るようになった
その時にハリーから聞いたのだがハリーも友達からの手紙は一通も来てないようだ・・・
A「どうしてなんだろう・・・？」
と思いながら私は二階にある自分の部屋へと向かった
〜Aの部屋〜
私が部屋に入るとそこにいたのは・・・
？？？「アハハハ！ナハハハ！ウホホホ！ナハ・・・」
私のベッドの上で屋敷しもべが跳ねていた
屋敷しもべは私に気づくと跳ねるのをやめてこっちを見た
A「・・・あの、何してるんですか？」
？？？「姫宮A！何たる光栄でございましょう！」
A「どちら様ですか？」
ドビー「ドビーでございます。屋敷しもべのドビーです！」
A「それで私に何か用ですか？」
ドビー「ドビーめは、申し上げたいことが・・・それが複雑でございまして・・・。」
A「まあ、とにかく椅子に座ってください」
ドビー「す・・・座って・・・すす・・・座って？おおお・・・！」
すると突然ドビーは泣き出した
A「す、すみません！何か気にさわることを言うつもりはなかったんです！」
ドビー「気にさわるなんて！ドビーめはこれまでたったの一度も魔法使いから『座って』などと言われたことがございません！」
ドビー「対等のように・・・」
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作者名：ベルナデッタ | 作成日時：2018年4月11日 1時
