第３１話 ページ32
森の中を進んでいるとファングが急に立ち止まった
ハリー「ファング、どうした？」
ミ「ピィーーー！ピィーーー！ピィーーー！」
A「ミカエルもどうしたの？」
とファングとミカエルの視線の先にあったのはフードを被った人物が倒れているユニコーンの血を吸っているところだった
フードを被った人は私達の方を見ると少しずつ近付いてきた
その間にドラコは悲鳴をあげながらファングと一緒に逃げていき、ハリーは尻餅をついた
私はハリーを庇うようにして杖を構えてハリーの前に立った
？？？「・・・・・・・・・・・・。」
A「今、ここで貴方が退くなら見逃してあげる！でも、ハリーさんに手を出すのなら容赦しないわよ！！」
とその時、森に住むケンタウルスのフィレンツェががフードの人を追い払った
フィレン「ハリーポッター、姫宮A。森から出なさい。森の者は君達を知っている。」
ハリーはともかく私のことを知っている・・・？
フィレン「今、この森は安全じゃない。君達にとってはね。」
ハリー「さっき、僕達を襲ってきたものはなんだったの？」
フィレン「恐ろしい怪物だよ。ユニコーンを殺すのは大罪だ。」
フィレン「ユニコーンの血を飲めば死にかけた命も蘇らせる事ができる。」
フィレン「だが、代償は大きい。純粋な生き物を殺し、その血が唇に触れた瞬間からその者は呪われる。」
A「生きながらの死ということですね」
ハリー「そうまでして誰が生きたいの？」
フィレン「誰だと思う？」
ハリー「もしかして・・・さっきあのユニコーンを殺して、その血を飲んでいたのは、ヴォルデモート？」
フィレン「今、この学校に何が隠されているか知っているかい？」
A「賢者の石ですね」
フィレン「その通りだ。」
とその時・・・
ハー「ハリー！A！」
A「ハーマイオニーさん！」
声がする方を見るとハグリットとハーマイオニー達がいた
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作者名：ベルナデッタ | 作成日時：2018年3月23日 8時
