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あの状態で寝て満足したのか
今度はくるくる回る椅子に座り家具を蹴っ飛ばして
回りながら携帯をいじり出した
自由過ぎて本当に猫みたい
「永瀬が携帯いじってるなら私テレビ観る！」
『ん』
うわ… 無愛想に戻った…
予定空けとけって言ったわりに
部屋でのんびりするだけ？
しかも永瀬は携帯、私はテレビって
これ同じ部屋でする意味あります？
っあ ！！
『ん？何や、その目は構ってや〜ってか？』
「そ、そんなんじゃありません！」
『あっそ、ならいっか』
「いいです、別に！テレビ観てるし！」
可愛かった朝の永瀬に戻ってくれ…
っえ？！今度は… なに？
急に立ち上がったと思えば今度は
ベッドに移動しまた携帯をいじる
何のための移動？
てか背後にいられると落ち着かない…
『Aー？何観とるん？』
ひっ！！ちっか！！
気付けば後ろから抱き締められて
背中に温もり、耳元に永瀬の声が広がり
そして顔が肩に…
「な、何でも良くない？」
『あの俳優、好きなん？』
たまたま観ていたのはドロ刑。テレビに映るのは
勿論中島健人
「好きだったら何？」
『妬く…』
一言ぽつりと耳を疑うような発言をしたかと
思えばベッドの軋む音と布が擦れる音が
響き目の前には天井と… 永瀬
「ど、どうした？」
『Aが見るのは俺だけでええねんで』
は？！え、ちょ！！
唇があっさりと奪われ永瀬により
押さえ付けられた手首は使い物にならず
ﾁｸﾘ と首元に小さな痛みが走った
「な、永瀬？」
『廉。廉て呼んでや』
「れ…ん？」
襲われる一歩手前のこの状況で
嫌だとも言えずに呼ぶことに
すると ふっ … と頬を緩ませたかと思うと
ストンとベッドに座り
私は開放された
やっぱり今日の永瀬変だ
そしてなぜ私の心臓はこうもうるさい？
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ゆっぴー - 廉くんのツンデレ感クセになりそう。良かったです。大学 も卒業して2人が結婚までの物語を作ってください。 (2021年12月29日 0時) (
レス) @page31 id: 233a7fa478 (このIDを非表示/違反報告)
紅恋?*。(プロフ) - 平永 優樹さん» ありがとございます (2019年1月22日 2時) (レス) id: c3cd08a1bb (このIDを非表示/違反報告)
平永 優樹 - ヤバみ (2019年1月16日 22時) (レス) id: bfe14f6fc5 (このIDを非表示/違反報告)
紅恋?*。(プロフ) - れんれん大好きさん» 心臓が… (笑) その続きが気になる。読んでくれてありがとうございます。 (2019年1月12日 19時) (レス) id: c3cd08a1bb (このIDを非表示/違反報告)
れんれん大好き - やばかったです。心臓が…とりあえずきゅんきゅんしました。 (2019年1月11日 23時) (レス) id: 5a9046b055 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：紅恋。 | 作成日時：2018年11月14日 0時
