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8話 ページ10

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料理が運ばれ私はその品数の多さに絶句した

この席には私と兄の2人だけのはずだが目の前に並べられている料理は明らかに4、5人分はある気がする







優「さ、好きなだけ食え。」


そう言うと取り皿に料理を盛りすごい勢いで口に運ぶ

そんなに急がなくても誰も取らないのにと思いながらも私もお腹は空いているのでお皿に料理を盛り付けて口に運ぶ









優「そういえばお前進路どうしたの。」






一年前に幾度と聞かれた質問をされる







『東京の大学。経営学部。』



そしてそれに一年前と同じ返しをする




優「ちゃんとやりたいこと見つかったのか?」





『別に。お兄ちゃんと違って毎日何となく生きてる』


自分の将来についてあれこれと話すのは好きではない

夢をつかんでいる人の前ならなおさらだ






優「そっか。」









これ以上聞いてほしくないことが伝わったのか深くは聞いてこなかった

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設定タグ:鹿島アントラーズ , 安部裕葵 , 鈴木優磨   
作品ジャンル:恋愛
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作者名:あや | 作成日時:2019年5月2日 21時

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