私、腹黒くんのお姉さんですっ!?【リクエスト大募集中!!】

浮気ドッキリ!?２ ページ29

Aside



その辺ブラついてたら
見られるでしょ。

っていうてきとうな計画スタートｗ


リアリティ出すために、
ちゃんと恋人つなぎしてます。

ドッキリだとしたら
全然恥ずかしくないの。

不思議だね〜ｗ


適当にそのへん歩いて、
タピって、
ゲーセン寄って、
服見たりして…。


なんか、普通に楽しいｗ


恋人つなぎしてるのを除けば
いつも通り遊んでるだけだからねｗ



『そろそろ帰るか〜！』


こ「だね〜。
…ねぇ、髪になんかついてる。」


『え？
とってとって〜。』


こ「ちょっと失礼しまーす。」



取る時に、ころんくんの顔が
キスしちゃいそうなくらい
近づくから、ビックリした。

そして取れたのか、
ころんくんが私から離れると、
ぐいっと腕が後ろに引っ張られる。



ジ「何しとるん!?」



ジェルくんだった。

私を抱き寄せて、
ころんくんを思いっきり睨みつけてる。



こ「よかったね、Aちゃん。
大事にされてるよ。」


『うん、ありがと。』



私がそう言うと、
ころんくんは人混みの中へと
消えていった。

残されたのは、
ちょっとした優越感に浸っている私と
ただただ困惑してるジェルくん。



『私ね？
ジェルくんから何もないから
やっぱり嫌になっちゃったのかなって思って
ころんくんに相談したの。

そしたら、浮気ドッキリしよって。』


ジ「はぁ？」


『だって、堕とすとか言っといて連絡も何もないし。』


ジ「それは……」


『ん？』


ジ「意識したら、
逆に何送ればいいか
わかんなくなってもうて……。」



少し顔を赤らめて
ジェルくんが言う。



『かわいいかよｗ』


ジ「ちゃんと毎日
連絡するわ。」


『ありがと。』

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