最高傑作の片割れは奇才へと変わった (ページ41)

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柳『どうする？爆豪達は何処から来るのか。』

鉄哲『いや！俺らから攻める！』

「焦凍と爆豪以外は物間と骨抜くんがちょちょいとやってくれるさ。」

と言いつつも物陰にいる2人を治癒しながら進む。

ザッ！

「！！！」

なんと最初に突撃して来たのは麗日・蛙吹。

鉄哲『爆豪と焦凍じゃねえのな(小声)』

蛙吹『ケロッ！』

誰が攻めてきたとしても同じ。

蛙吹が鉄哲に舌を伸ばした所を炎で焼く。

「柳！」

レイ子ちゃんに近付く麗日にも炎をぶつけて燃やす。

爆豪『テメェの相手は俺だ！』

ここは想定通りに空から爆豪が降ってきた。

もちろん着地した瞬間、骨抜くんの柔化と

背後からの物間が私の炎で爆豪を直で攻撃する。

短時間で蛙吹・麗日を戦闘不能に出来た荼毘からの教育は

最低ではあったが戦う上では最高指揮官だと思った。

爆豪『テメェ！』

骨抜くんも物間も私も爆破されたが

私と物間がお互いにB組を治癒していたので

よく見ないと全員無傷に見える。

爆豪『は？テメェは焼けてしね！』

私の顔を爆破する爆豪だが、こちらには物間がいるので

こちらもほぼ無効化に見える。

物間は爆豪・麗日の個性も借りまたも姿をくらます。

そう。今回の鍵は物間とレイ子ちゃん。

どれだけ私・骨抜くん・鉄哲はA組を

2人に寄せ付けないかが鍵になる。

上鳴『爆豪！加勢しに来たぜ！』

爆豪『あ？』

やはり焦凍はまだ来ない。

上鳴はなにか仕込んでるはず。

そう思い周りを見渡すと骨抜くんの背中に

あの器具が付いていた。

「骨抜！」

骨抜『りょー』

骨抜くんが地面を柔化させ潜る直前で器具を焼き切る。

泥のせいで爆豪達には見えていないようだが。

「でんぴ、電流ブッパすんの？うち(B組)の骨抜は爆豪の真下に居るから味方やられちゃうねぇ？」

どの道電流ブッパされた所で地面の骨抜くんは無事、

私と物間で治癒し続けるのでA組が自滅するだけ。

もう2人ダウンしている以上人数は減らせないだろう。

酷い事を言っているが

プロの世界はこれ以上に難しい選択を迫られる。

きっと上鳴は電流を流せない。そう思い炎で戦闘不能にされる。

そう思い手を伸ばしたら爆豪が上鳴を庇った。

もちろん骨抜くんのおかげで上鳴は地に足が埋まっているので

私が攻撃をやめない限り地獄を味わい続けることになる。

物間が動いたので攻撃を辞めた。

爆豪『テメェなんで攻撃を辞めた』