最高傑作の片割れは奇才へと変わった (ページ12)

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8、職場体験ページ12

体育祭の活躍を元に

ヒーロー事務所から沢山オファーが来ていた。

もちろん父から指名は来ていない。

きっと焦凍の方には来ているのだろう。

悔しいがぬるいと言われたこともあり

今エンデヴァーと仕事をするのは難しいと思った。

私たちがどこに職場体験行くか考えているうちに

ブラドキング先生はヒーロー名に目を通す。

みんな1度で通ったが、私だけ引き止められる。

ブラドキング『Aこの名前でいいのか？』

「エンデヴァーに名付けられたのでいいんです。」

いつもなら突いてくる物間も何かを察知したか

今回はかなり大人しかった。

拳藤『Aちゃんどこに行くの？いっぱいオファー来てるね！』

物間『やっぱり有名ヒーローが所属してる所にいきたいよね！』

「私は…」

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体験先に着くなりガッカリした。

爆豪『はあ？轟？』

「私だって爆豪くんが居るの知ってたら来なかったわ！」

ベストジーニストに挨拶に行こうと髪を整えていたら

後ろから爆豪に声をかけられる。

爆豪『テメェ！オレの足引っ張んなよ！』

「そっちこそみんなに変な態度取って雄英の価値落とさないでよ！？」

爆豪と一緒なのは気に入らないが

ベストジーニストに挨拶に行く。

ベストジーニスト『待ってたよ！』

私が来てくれないと思っていたみたいでかなり歓迎される。

それとは別に到着後すぐに爆豪は服装から髪型

なにからなにまで正されていた。

爆豪『テメェ！何笑ってんだ轟ィ！』

「雄英の印象悪くなるから大人しくしててよね！」

さすがベストジーニスト、雄英卒なだけあって

爆豪を大人しくさせ、

それでもスタイリッシュに説明しつつ行動も起こす。

ベストジーニスト『ルークワームは炎+治癒が出来ると聞いているが反動はあるのかな？』

「リカバリーガールと違い何かと引替えに治癒する事はないです。無条件に治癒できますが、自分自身を治癒することは不可能です。」

爆豪『は！チートじゃねえか！』

「しんだら怪我治っても意味ないからしなない程度にボロボロになってよ」

ベストジーニスト『無傷のまま戦えるのがベストだ。』

「それはそうですね。」

ベストジーニスト『じゃあまず、見回りからしようか。』

ベストジーニストを筆頭に爆豪、私の順で街中を歩くことになった。