最高傑作の片割れは奇才へと変わった (ページ2)

今日:6 hit、昨日:7 hit、合計:51,048 hit

1、入学ページ2

今日から雄英高校の生徒として生活する事になる。

教室前で双子の焦凍と別れB組に入る。

『あの子がエンデヴァーの娘よ』
『エンデヴァーの子なのに推薦じゃないの？』
『推薦枠は弟の方に使ったらしいわよ』
『話題は弟で持ち切りだけどあの子も相当実力者よね。』

教室に入るなり知らない人達が父や焦凍の話をしている。

ただ、中学までとは違うのは私の事も褒めてくれている所。

以前努力も知らなかった私は

個性を適当に使い適当に生きる人間だった。

雄英に入る為。生き方全て見直した甲斐があった。

席に着くなりうるさそうな奴に話しかけられる。

物間『やあ。君が轟A？僕は物間寧人。』

拳藤『拳藤一佳よ。よろしくね！』

「初めまして。轟Aです。」

拳藤さんとだけ握手をすると物間は不服そうな顔をする。

「私は自分の個性をあまり使わないからパクられたくないの。」

兄からの助言でクラスメイトの個性は頭に叩き込んである。

拳藤『Aちゃん、思ってたより真面目なのね。』

「良い人と悪い人を見分ける眼は長けてると思う！」

ガッツポーズして見せるとそのタイミングで先生が教室に入ってくる。

ブラドキング『みんな席つけー』

思っていたより良い人揃いのクラスかもしれない。