最高傑作の片割れは奇才へと変わった (ページ18)

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12、林間合宿ページ18

待ちに待った林間合宿。

何事も時間が解決してくれると言うが、

私は物間の関係はあまり良くならなかった。

A組のバスと信号待ちをきっかけにはぐれてしまったと思ったら

突然バスから引きずり降ろされ、

徒歩で合宿所まで向えと言われてしまう。

拳藤『仕方ない。行くよ！』

「おー！！」

一佳ちゃんを筆頭に

B組攻撃力抜群組が先陣を切り盛りに潜むやつらと戦い続けた。

合宿所に着いた時、A組はボロボロ

B組は私の治癒の乱用のおかげでほぼ無傷状態だった。

爆豪『はァ！？B組チートだろ！！！』

焦凍『A、』

焦凍が治癒して欲しそうに向かってきたので治癒する。

もちろん焦凍だけなのも不公平なので

A組全員におつかれーと言いながら背中を叩いて治癒した。

やっとの思いで辿り着いた合宿所での夕食はとても美味しかった。

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翌日から地獄のような日々が始まった。

特訓に特訓を合わせた最強の特訓をしていた。

A組の人とお手合わせをしてもらったり、

プッシーキャッツの皆さんからアドバイスを貰ったり。

推薦組バトルトライアルに私と爆豪が乱入して乱戦にしたりと

なかなか濃い日々を過ごす中、

補習組以外で肝試しする事になった。

私達B組はまず脅かす役目に徹する。

最初は焦凍と爆豪で回るらしく、私も2人について脅かそうと

自分の持ち場から離れ2人に隠れながらかなり高頻度で驚かし続けた。

ターニングポイントを少しすぎた所でヴィラン襲来。

かっちゃんを守るよう指示される。

「かっちゃん！なんで狙われてるの！？」

爆豪『うるせえ轟！その名前で呼ぶな！』

焦凍『俺は爆豪って呼んでるぞ。』

爆豪『テメェは半分ヤローだ！！』

「きゃー！焦凍にはあだ名付けてくれるのに私には付けてくれないのね！一緒に職場体験した仲なのに！」

爆豪『うるせえ！』

爆豪に異変があったらすぐ気付けるよう

ノンストップで話しかけ続けていたら

怖い何かに包まれている常闇、それから逃げる障子

障子に背負われている大怪我の緑谷がいた。

ダークシャドウを大人しくさせ、

緑谷の治癒をし、爆豪を囲む形で先生たち元へ急ぐ。

後ろを気にしながら走っていたら、

常闇・爆豪が居なくなった。

「ねぇ、なんで？」

2人が居ない事にみんなで騒いでいると、

ヴィラン連合が直接現れる。

私は反応に遅れ荼毘に首を掴まれてしまった。