せんぱい ページ7
ヒロさんと電話をした日は寝れなかった。
いやそりゃそうでしょ、寝れるはずなくない!?
どんな顔で2人に会えばいいんですか!?
朝からテンションが高いのは自分でもわかっている
わかっているけどそうでもしないと仕事を休みそうだ
多少なりだるいのは寝不足である以上仕方ないし
多少体が熱いのは多分テンションのせいだろうと念の為、と測った体温計に表示された37.6の数字をみながら思い込ませてゆく
嫌だってここで休んだら本気で会いづらくなる
避けたいわけじゃない、会っておかねば。
だいいちこの程度の熱は熱ではない。微熱だ。
親元で暮らしていたら学校行けとよく言われてたやつだ。うん
ブラウスに袖を通していつもより少しだけ
濃いめにメイクをすれば誰も気が付かないだろう
隠すのは割と得意だ。テンションも高めでいけばちょっといい事あって頭のネジ飛んだんだなと
私の扱いになれて女という考えを捨てらっしゃった爆処のみんなは思ってくれるだろう。
いや酷すぎないか、みんな。
「よっし!如月いっきまーす!」
いつもよりも数分遅くなったけれどまぁ
誤差の範囲だろう
目ざとく私の変化に気がつく2人も
この程度なら気にしないだろう
メイクだって気が付かれたら気分転換!とか
夜更かししちゃった♡程度で誤魔化せるだろう
よし、今日の私も冴えてるぞい!
などと思っている私はだいぶ変人か
「おはよーござーまーす!!」
柳「如月は朝から元気だなぁ、おはよーさん」
「ふっふふ、秘訣知りたいですか??」
柳「俺までうるさくなったら爆処がたまらん部署になるからやめておこう」
「それどういう意味ですか」
柳「そういえば、班編成の話だが、誰を入れたい?」
スルーされた。流された。それは綺麗に華麗に。
ちょっとそれに文句を言いたいけれど仕事だ。
しかたない。自分のデスクに荷物を置いて
柳田さんの隣のデスクを借りる。
まだ来ていない席の人間に心の中で借りますと言ってから椅子に座る
ほら、資料と差し出された紙を受け取って
デスクへと乗せる。おや。このサングラスって
陣平さんのとよく似ている。
ここの席の鯵坂はそういえば陣平さんに憧れて
よく松田さん!とか叫んでるな。
柳「これがとりあえず人選メンバーだ。
好きなメンバーを選べ」
「ああ、そうですね
柳田さんの班と同じようなレベルにしたいですよね」
並べられた名前の人間はどれも優秀な者ばかり
そりゃそうだ。この街で爆発騒ぎがあれば
このメンバーが助けに行くのだから
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Hrry(プロフ) - ほのかさん» 幸せにします!絶対!ありがとうございます!! (2019年10月19日 19時) (レス) id: 94eb334c47 (このIDを非表示/違反報告)
ほのか - 夢主さん、頑張って!胸がギュってなるぅ・・・。凄く切なくなるけど、幸せなラストを待ってます!Hrryさん、頑張ってください! (2019年10月16日 22時) (レス) id: 949a14dbde (このIDを非表示/違反報告)
Hrry(プロフ) - 頑張ります!!今から分岐に向けてラストスパートです!!! (2019年10月16日 17時) (レス) id: 94eb334c47 (このIDを非表示/違反報告)
ぽこぽん(プロフ) - 続編来ましたね!!Hrryさんの小説、大好きです!此れからも楽しみにしてます!無理しない程度で頑張って下さいね♪v(*'-^*)^☆ (2019年10月13日 21時) (レス) id: b37f06fbda (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:Hrry | 作成日時:2019年10月13日 15時