松 3 ページ4
綺麗な人だなと思ったが、キツめな顔立ちで、俺は好きじゃないな。
「初めまして、六つ子の一人の翡翠と申します」
ぺこりとお辞儀をし、布面の下で愛想の良い笑顔を向けた。
トド松絶対顔歪ましてる。そうだなお前こういう系嫌いだもんな。
いくら美人と言えど嫌いな部類はある。俺はこういうキツめ嫌い。もっと優しそうな人が良い。
それにイヤミとチビ太の件でいろいろ学んだし。美人だからって誰でも信じて良い訳じゃない。
「お、初めまして〜。六つ子の長男、紅です！よろしくおねがいしますね〜」
へらへらと述べる紅に、ここの審神者は顔を歪めたが、またすっと真顔になった。
あ、これ自己中なタイプだ。気に入らないことはとことん気に入らないタイプ。
所謂性格ブス。
「六人とも全員、この部屋にお入りください」
後ろにいた四人は小さく返事をして、部屋の中に入り、机の前に用意してあった座布団にそれぞれ座った。
「私はここの審神者の、黒百合と申します。何卒よろしくお願い申し上げます」
ゆるり、となってないお辞儀をした黒百合さんに、俺は顔をしかめる。
お辞儀くらいきちんとしろよ、そんなこともできな…おっと、誰か来たようだ(嘘)
「さっき言った通り、俺が長男の紅です。んでこっちが」
「次男、蒼…です。よろしく」
お前は敬語もなってないのか恥ずかしいな馬鹿。今「蒼だ」って言おうとしただろ。
「僕も先程申し上げましたが、翡翠と申します。宜しくお願い致します」
深々と頭を下げると、一松がぼそぼそと喋り出した。
「四男、紫猫(ズーマオ)…、紫の猫って書いて、ズーマオ。…宜しくお願いします…」
「はい！五男、キキュウです！よろしくお願いします！」
「そして末っ子の、桃です！よろしくお願いしま〜す」
全員の紹介が終わったところで、カラ松が言う。
「シルエットだけじゃわからないから、色、布面で判断して下さい」
あくまでも優しい声色で言っているが、カラ松もどことなく察してるのだろう、どこか冷たい声だった。
「はい、大体把握しました。…一度だけでいいので、布面を取ってもらえませんか」
なんでだよ。
そう思った矢先、おそ松が躊躇なく布面を取った。
「これでいいんですかぁ？」
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ﾓﾓﾀﾛｻｧﾝ(プロフ) - 月輝さん» 夢主はもうじき(？)役人として出てきます！のちに松野家の誰かもしくは刀剣男士と恋に…とかってしたいんです…！刀剣女士…なんかよさげまた今度書きたいです…うへへ。全然大丈夫ですよ〜！意見を言って下さって有難うございます〜！コメントありがとうございました！ (2017年2月26日 21時) (
レス) id: 76efb0dc2d (このIDを非表示/違反報告)
月輝(プロフ) - これは夢主は出ないんですかね...？出来れば、刀剣女士として出てくれると嬉しいです！審神者ｽﾜｧﾝに自分より可愛い夢主が気に食わなくて、閉じ込められてる感じで...ってあぁっ！！！！私が勝手に決めてすみません！！！！ (2017年2月25日 18時) (レス) id: d9acc59419 (このIDを非表示/違反報告)
ﾓﾓﾀﾛｻｧﾝ(プロフ) - 月輝さん» ンンンおそ松やっと手が出せました;;ひぃありがとうございます…!!嬉しい限りです…｡はい、その歌の主人公(？)が着てる服の男版ですー！更新頑張ります、コメントありがとうございました！ (2017年2月19日 16時) (レス) id: 76efb0dc2d (このIDを非表示/違反報告)
月輝(プロフ) - おそ松さんキターーーー！初期刀に成り代わったやつも見てます！大正ロマンってミクちゃんの歌のヤツですか？あ、違ったらすみません！更新頑張ってください！ (2017年2月19日 12時) (レス) id: d9acc59419 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ﾓﾓﾀﾛｻｧﾝ | 作成日時：2017年2月19日 0時
