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青葉城西との練習試合の翌日の事
武田「どうかな？今年のバレー部は」
バレー部顧問の武田先生が隣にいる青年に声を掛けた
主「それぞれの学年にらしさがあっていいですねー」
主「マンネリ化しそうな2､3年に対して1年がいい刺激になりそうですし、正直俺以上にいい人材が身近にいると思いますよ？」
武田「そんなっ...A君割と乗り気だったでしょ！？気になる子とか居なかった？」
主「そうですね...あの10番とか超アンバランス型で期待大ですね。3年とは違う面白味がある。」
主「...ところで旭はどうしたんですか？」
あ〜...とバツの悪そうな顔をして「まあ色々ありましてちょっとだけ居ないんです」と濁された
武田「...で来てくれるんですよね？」
こうなると意地でも引かないのが武田先生だ
本気なんだろうな...って思うと羨ましく思えた
雰囲気で察したのか先生は「毎日じゃなくてもいい」とか「明るい時間だけでもいい」「絶対に僕がついてるから」とか何とか
いい先生だな...
主「ごめんなさい。でも俺大地に嫌われているから。きっと悪影響だ。」
もっと俺が強ければ。そんな事を考えていると先生は口をきゅっと結んだ。
先生はきっと知っている。俺の事。だからこそ返せない。
先生の優しさを利用しました。ごめんなさい。
ここは応接室。
こんな部屋あったのかと3年間通っていた俺さえ思う程に生徒には馴染みのない部屋だ。
それなのに、何でよりによってお前が入ってくるんだ
主「旭...」
東峰「すみません！...大地はA先輩の事嫌ってないです！！」
柄にも無いことしちゃって
東峰「だから...力を貸してください！バレー教えてください！」
旭成長したなぁって思うと胸に沁みるものがある
かっけえよ足震えてるけど
主「先生。あの話、前向きに検討しますから1晩だけください。」
先生がぱああっと笑顔になって少し興奮ふ気味だった。
主「旭はちょっと放課後付き合え」
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作者名：Ｋ太(けいた) | 作成日時：2020年9月24日 23時
