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第三体育館組と話すのも３日目なので、緊張も何もない。
まぁ、黒尾さんと木兎さんのキャラ的にも比較的話しやすいし。
赤葦くんは気配り上手だから、この二人の絡みが面倒になってきたら引き受けてくれる。本当に年下かって感じだわ。
月島はあまり話さない。けど、時々見られてるのはわかる。その視線が私のことを見透かしてそうで怖い。
『15分後には終わって夕食食べて下さいね、皆さんの分分けてあるので』
じゃあ失礼します、そう言って私は体育館を後にした。
マネージャーの仕事を手伝って、明日の準備まで終わったら入浴。
手が空いた人から入ったようで、最後に入ったのは私だ。桶などの後片付けを済ませてロビーに出る。
東京とはいえ、ここあたりは自然があり、綺麗だった。
気分転換にでも、夜の花を撮ってみるのも悪くないな。そう思って中庭に向かう。
「お、Aじゃん！」
『もしかして、木兎さんですか？』
おうよ！なんて返事して笑う顔はどう見ても木兎さんで。でも特徴的な髪型が見当たらない。
なんだか違う人というか、大人っぽいというか、少しドキッとした。
「せっかくだし話そうぜ！」
『写真一枚撮った後でいいですか？』
了承を得て、花を見繕う。
黄色い水仙。これだと思った。
花言葉は"愛して欲しい"
暗闇の中で儚く咲く姿。私は一番好きな角度でシャッターを切った。
『終わりました。ありがとうございます』
「いーよ、見てるのも楽しいし」
座りなよ、と言われて少し間を開けてベンチに腰掛ける。
「Aはさ、何で人をとらないの」
『何でそれを…！』
そう言って横を向いた時、彼の蜂蜜色の瞳に射抜かれる。まるで私は狩られる前。
喰われる、と反応が感じた。
「きゅうけーとか待ち時間にAのこと見たけど、人にピントあってなかったからなー」
どうだ、俺凄いだろ！って言う木兎さんは、もうさっきの雰囲気は消えて、いつも通りだった。
「で、なんで？」
別に答える義理はなかった。けども、さっきの目に負けたのかもしれない。
太陽のように明るく、けれど、獲物を逃さない鋭さも持っている彼になら、と思ってしまった。
『撮りたいと思える人がいなくなったから』
普段はバカみたいにしてるのに、私への返答はそっかー、なんて落ち着いていた。
「じゃあなんでその人をとりたかったの」
木兎さんと目が合うと、嘘はつけなかった。そんな力が彼にはあった。
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...syokatsu...(プロフ) - のりまきさん» そう言って頂けると嬉しいです！ありがとうございます！！ (2020年5月25日 15時) (
レス) id: b4154610b3 (このIDを非表示/違反報告)
のりまき - 初めまして！白布くん読ませて頂きました。とんでもなくキュンキュンしました作者さん天才です！！！これからも応援しています！ (2020年5月25日 2時) (レス) id: a2e04f6f11 (このIDを非表示/違反報告)
...syokatsu...(プロフ) - 美穂さん» そう言って頂けると嬉しいです。これからもっと上手く書けるように精進していきます！本当に今回はありがとうございました(^-^) (2020年5月1日 22時) (レス) id: b4154610b3 (このIDを非表示/違反報告)
美穂 - 大地さんの見ました。キュンキュンしました！ありがとうございます！ (2020年5月1日 20時) (レス) id: f7b3d5ed55 (このIDを非表示/違反報告)
美穂 - ...syokatsu...さん» ありがとうございます！ (2020年4月30日 15時) (レス) id: f7b3d5ed55 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：...syokatsu... | 作成日時：2020年3月5日 13時
