110 苦手なんです ページ14
清水｢………まさかAさんが包丁使うのが苦手だとは…意外ね｣
『ぬぅぅ…簡単な料理は出来るんですけど、どうも上手く切れなくて。いつもは、うちの父が全部やっちゃうんで』
谷地｢えっと、Aさんのその手のものは？｣
『………ハンバーグの玉ねぎになる予定だったやつ』
谷地｢………た、食べたら同じだもんね！！｣
『うぅ、谷地さんいい子』
マネージャーみんなで夕飯作りのお手伝い！
なのだが、私は壊滅的に料理ができない。
やろうと思えばそれなりにできる…まぁ形は不格好なのだが。
月島｢……ん？なんか、ハンバーグの玉ねぎデカい｣
日向｢確かに……しゃきしゃきだな｣
西谷｢あ！？文句言わずに沢山食え！！作ってもらってんだからな！！残すなよ！｣
さすが男の中の男。
私は感激して、西谷先輩の肩に手を置く。
『西谷先輩、一生ご飯作ります』
月島｢…このでかい玉ねぎはAが切ったのか｣
日向｢……このしゃきしゃきもか｣
『黙れや、この、でこぼコンビ』
西谷｢え"っ！？い、一生！？それって、プロポ｣
木兎｢Aー！！！俺にも味噌汁よそってー！｣
『あ、はーい』
西谷先輩が何かを言いかけていたが、後から来た木兎さんに呼ばれてそこへ向かう。
ずらりと、座って味噌汁を待っているのは、梟谷の主将木兎さんに、音駒の主将黒尾さん、そして、烏野の主将大地先輩だった。
…何で大地先輩まで。
私は一人一人に味噌汁をよそい、配る。
木兎｢ありがとな！！｣
黒尾｢ありがと、さすが俺の妹ちゃん｣
澤村｢木兎も黒尾も、Aはウチのマネージャーだぞ。ありがとう、A｣
『いえ、何杯でもおかわりしてってください？沢山食べて沢山力に変えて…いい試合期待してます』
黒尾｢……ね、やっぱりお兄さんAちゃんうちのマネに欲しいよ？｣
木兎｢くぅぅぅ！！イケメンすぎるぅぅ！！｣
澤村｢いや、だから、Aはうちのでって……黒尾？何でAのこと名前呼びなんだ？｣
黒尾｢そりゃあ、ねぇ…ほら特別な仲だから？｣
木兎｢なにぃ！？｣
澤村｢何だと！！｣
……なんなんだこの主将トリオは。
谷地｢………Aさんって鈍感すぎる！！｣
雀田｢いやあれは罪作りだな｣
白福｢本当にイケメンすぎる｣
清水｢鈍感と言うよりも、恋愛未経験だからかな｣
女子マネ｢｢｢あ、多分それだ｣｣｣
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shiba(プロフ) - たぬさん» ありがとうございます！がんばりますね(^^) (2020年7月11日 17時) (
レス) id: 45bc59818c (このIDを非表示/違反報告)
shiba(プロフ) - 眼鏡さん» 一気読みお疲れ様です、ありがとうございます笑 (2020年7月11日 17時) (レス) id: 45bc59818c (このIDを非表示/違反報告)
たぬ - とても面白かったです！これからも更新がんばってください！ (2020年7月11日 0時) (レス) id: d6cceb38db (このIDを非表示/違反報告)
眼鏡(プロフ) - とても……よい……一気読みしちゃいました！更新楽しみにしてます！がんばってください！ (2020年7月10日 16時) (レス) id: 57188926ab (このIDを非表示/違反報告)
shiba(プロフ) - まうさん» そう言っていただけて感激です！これからも頑張るんでよろしくお願いしますね(、._. )、 (2020年7月8日 21時) (レス) id: 45bc59818c (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：shiba
| 作成日時：2020年7月8日 15時
