39 守護神とやらが可愛すぎた ページ40
『……へぇ、"烏野の守護神"』
日向「そう!烏野で唯一天才と呼べる選手って田中さんが言ってた!」
『ほぉう…で、何で日向はここにいるの?部活は?』
日向「……あ!そうだった!放課後だった!!」
『…バカなのか君は』
日向「先に行ってるな!!Aは早く反省文書いちまえよー!ぷぷぷ笑」
『笑ってるじゃねーか!!!』
だだだ、と教室をとび出ていく日向を見ながら、私は手元の反省文の紙に目を落とす。
…これ今日中とか無理だ、終わんないよ。
烏野の守護神か…。
守護神って言うくらいだから大きいのかな。
こう、みんなを守ってくれそうな??
**********
西谷「うぉぉぉぉ!!女子マネ増えてる!!俺は2年の西谷夕!!!お前は??」
『AAです』
西谷「Aかぁ!よろしくな!!」
『………か、可愛い』
西谷「え?」
烏野の守護神。
それは日向よりも小さい先輩だった。
私よりも10センチも低い西谷先輩は、大きな目をくりくりさせながら私を見上げている。
駄目だ…駄目なことだとは分かってる。
でも、でも!!
ぽす、の西谷先輩の頭に手を置き、わしゃわしゃと撫でてしまう。
思ったより柔らかい。
西谷「…へ ///」
澤村「Aが西谷の…」
菅原「頭を…」
部員「「「「撫でたァァァッ!?」」」」
『ぇ…あ。す、すみません』
ぱっと手を離すが時すでに遅し。
真っ赤になってわなわな震えている西谷先輩がいる。
やばい、先輩に失礼なことを。
西谷「りゅ、龍…俺、今」
田中「ズルい…ズルいノヤっさん!!!!」
急に顔を上げた西谷先輩が、ガバッと私の手を掴み、自分の頭の上にのせる。
………え?
西谷「もっと!!撫でてくれ!!」
『い、いいんですか?』
西谷「おう!どんと撫で」
『くぅぅ、可愛いぃぃ!!』
西谷「うおっ、ちょ、撫ですぎだ、ろ!!」
月島「なぁに羨ましそうに見てんの、王様」
影山「ばっ、羨ましくなんか………ない」
日向「えぇ!おれは羨ましい!!」
山口「日向も撫でてもらえば?同じくらいの身長だし」
日向「お、確かに!そうし」
月島&影山「「お前はダメ でしょ/だろ」」
日向「えぇ…!?」
40 アサヒさんという人がエース→←38 反省文の紙2枚はきつい
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ゆにぃ(プロフ) - 夢主ちゃんと私の誕生日が全く同じで運命を感じました笑 (2021年1月13日 1時) (レス) id: db3ddbd843 (このIDを非表示/違反報告)
のん - とてもおもしろいです、更新楽しみしてます (2020年7月2日 18時) (レス) id: 53c650bd15 (このIDを非表示/違反報告)
shiba(プロフ) - ナナさん» ナナさんコメントありがとうございます!頑張りますので楽しみにしててくださいねd(^_^o) (2020年6月26日 1時) (レス) id: 45bc59818c (このIDを非表示/違反報告)
ナナ(プロフ) - 夢小説で剣道設定ってあまり見なくて、現剣道経験者からしたらすごく嬉しいですっ更新頑張って下さい (2020年6月25日 23時) (レス) id: a97c2b272e (このIDを非表示/違反報告)
shiba(プロフ) - ふぇいさん» ふぇいさんありがとうございます!!更新頑張るのでこれからも見てくださいね(≧∇≦)/ (2020年6月25日 13時) (レス) id: 45bc59818c (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:shiba | 作成日時:2020年6月21日 12時