【ヒプノシスマイク】ブラックな監視役② (ページ6)

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無花果「引き続き掃除しろ」

『はい』

私は彼女の言葉に従い、壁磨きに集中することにした

なのに───

乱数「ねぇねぇ、オネーさん！何してるの？」

飴村乱数？なんで話し掛けてくるのよ。彼の後ろからも視線を感じた

『壁のラクガキをとっているだけです』

帝銃「ラクガキってこの壁のか？めちゃくちゃラクガキされてるのにこんなでかい話を壁1人でかよ･･･」

この人は乙銃女様の･･･

確かに見上げてしまえば荷が重くなるけと

『仕事ですから』

サングラス越しでかすかに微笑んだ。作り笑いだけど

乱数「へぇ～中王区ってば女の子にも差別するんだ～」

『？』

乱数「ねぇ！オネーさんってラップできるの？」

幻太郎「確かマイク持っているんでしたよね？」

『いえ、ぜんぜんできませんよ。形として持っているだけです』

裏ポケットからそのマスクをほら、と取り出した

っと、仕事に集中しないと

『どうぞ中へお進みください。中に各ディビジョン専用の部屋がありますから』

乱数「･････

ねぇ、ラップしない？

ボク、あのジジイに苛ついているんだよね！」

寂雷「･････」

乱数「このムカムカをはらわなきゃ気がすまないんだよね！」

『あ、や。注意されたばかりでは？』

乱数「小声ならバレないもん！」

うん。何を考えているんでしょうかこの人は

あ、マイク起動させちゃったよ

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