【ヒプノシスマイク】ブラックな監視役② (ページ5)

今日:24 hit、昨日:2 hit、合計:20,695 hit

、ページ5

、

みんなと始めてあったのはディビジョンバトルが開催される前の日───

ーー中王区の壁前

私は無花果様に壁のラクガキを消すのが命令だった

中王区を覆う高々な壁にはカラフルなスプレーでラクガキされた跡が壁一面にあった

「(今週は清掃員になるのかな)」

使えない私はおもに雑用を任されていた。これぐらいならバカでもできるだろう、と

青いバケツに水をくみ、雑巾を濡らして壁をこすっていると後ろからいろんな男の人の声が聞こえてきた

乱数「あはは☆寂雷ひっさしっぶり～」

寂雷「相変わらず君は年長者に対する礼儀がなってないね･･･」

えっとーあれは･･･

あ、そうか。ディビジョンバトルがそろそろ始まるんだった･･･

イケブケロ、ヨコハマ、シブヤ、シンジュクディビジョンの四グループが壁の前でわちゃわちゃしていた

って、ヒプノシスマイク使ってるし･･･喧嘩始まってない？

雑巾で壁を拭きながらジト目。それぞれのリーダーがやらかしてるんだけど

しかし、すぐにラップは終わりを迎え、ビートとスピーカーが止む

？「そこまでだ下郎ども！」

無花果様･･･

彼女は神宮寺寂雷と飴村乱数(逃げちゃったけど)に話をつけると今度は───

私のところに来た

無花果「貴様、争い事が起きているというのに何も対処しないのか

ヒプノシスマイクは与えたはずだ」

『っ････申し訳、ありません･･･』

この鋭い無花果様の目は嫌いだ。他の人には優しいのに私にだけこの目を向けてくる

腰を曲げ、頭を深く下げた

みんな私を見ている

、