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「ナミのために作ったんだからね！ちゃんと着てよ〜〜♪」
服をぐいぐいと押し付けた
ナミは押しには弱かったはず…！
小さい頃と変わってなければの話だけど…
『私のために…？どうして？』
「おっ、それ聞いちゃう？☆」
＿＿「ボクの洋服以外、着てほしくないから！」
「(…なんてこの女に言えるわけないし…)」
う〜ん、と考えさせられてしまう
ナミってば、こういうところで鈍感なのどうにかしてほしい…
ボクの優しさに全然気づかないんだから
はぁ…肩をすくめた
肝心の彼女は『答えはまだ？』って顔してる…
「(はぁ…めっちゃムカつく！)」
いつもは鋭い直感とかを使ってくるのに恋愛のことになるとこうだよ！
最初は鈍感なフリしてるのかな…？なんて思ったけど
ゼンッッッゼン違った
コイツ、めっちゃ疎い！！
し
恋愛にまったく興味ない！
彼氏とか作らないの？とか聞いたことあるけど
『ひとりのほうが楽じゃない？』
って返事が返ってきた
なに？作ってみたいな〜とかじゃないの？
もう知り尽くした感じでスゴいこと聞いてくるんだね！
「はぁ…」
、
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作者名：真灯
| 作成日時：2021年5月30日 20時
