【ヒプノシスマイク】ブラックな監視役 (ページ27)

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【波羅夷空却】

『はあ･･･はあ･･･』

空却「よくもまあ、着いてくるな」

『あなたが行こうって誘ってきたんでしょうが！！』

なぜか彼から電話がかかってきて一緒に山登りしようぜと誘われました

断ったつもりなのに迎えに来られるし、挙げ句の果てになんで呼んだのか覚えてないし

『(こっちはヒールなのにやんなっちゃう･･･)』

空却「おい、疲れてんなら休めよ」

『どこで休めっていうんですか！？ほぼ崖なんですけどココ！？』

急斜面に位置する超難関コースを彼はこなそうとしていた。帰るに帰れない(泣)

空却「拙僧は先に進んでっぞ」

『あ、待ってください！』

彼に置いていかれないよう貴女は必死に噛みつきます

『(あとちょっとで頂上････あと、もう少し･･･)』

ｶﾞｯ

『きゃっ』

空却「･･･っと、危ねぇぞ」

すんでの所で彼は貴女の手首を掴みます

空却「なんかこれ、少年漫画みてぇな展開だな･･･

相手は女だけど」

『悪かったわね、女で』

空却「訂正。めちゃくちゃコエー女」

『なんでそこ訂正した！？』

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