私が貰ったのはぬいぐるみのハズ…2【ヒプマイ】

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すごい、この2人…

もう1時間ぐらい経つけど、ずっと一郎くんについて話してる…

なんかもう、お兄ちゃん愛がすごい…


一郎「Aさん、そろそろできるぞ〜。」


『え、ありがとう！』


一郎「一応味見して貰って良いか？

普段の感覚で作ったんから、ちょっと辛いかもしれねぇ…ほらよ」


『あ、りょーかい。

美味しい！全然大丈夫な辛さ！』


そこまで気を使える19歳がいるとは…恐ろしい子…


一郎「お、良かった、じゃあサラダとか持って行ってくれ。

盛り付けて持っていくな〜。」


…と言われたのだが、明らかに食べきれない量を準備されてしまった…

なんかもう、運動部の高校生が食べそうな感じ…

しかも、一郎くんがキラキラした目で見てくるからすごい言いにくい…。


三郎「あの…いち兄、それはさすがに女性のAさんには多いのではないでしょうか？」


一郎「そうか？

いっぱい食わねーとだろ？」


二郎「いや、兄ちゃん、その量はさすがに俺でも多いと思うよ？」


一郎「うーん…そうか？」


頑張れ、二郎くんと三郎くん頑張れ！

一郎くんを頑張って納得させて！


三郎「はい、Aさん、少なめのを準備したのでこちらをどうぞ。」


『ありがとう、三郎くん！』


神様がここにいる…

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