【ヒプノシスマイク】彼の対処法8

ゲームセンターで夢主ちゃんのぬいぐるみを見つけたら ページ21

【飴村乱数】

「あ！ナミがいっぱいっ！☆」

最初はキャッキャと喜ぶ彼でしたが、

「他の野郎に触らせたくねぇな」

銭が銭、彼は夢主ちゃんのぬいぐるみをとりまくりました。

「そこのオニーさん！在庫も持ってきて！ボクが全部とっちゃうから！」

回収！回収！とすべてのぬいぐるみをとってしまったのです。

「ふふっ、たっくさん部屋に飾ろ〜♪」

後日、彼の事務所は夢主ちゃんのぬいぐるみだらけでこれを販売しているのかと思ってしまいました。

「だって他の男にナミを渡したくないんだもん♪」




【夢野幻太郎】&【有栖川帝銃】

帝銃「頼むっ！アレが欲しいんだ！」

幻太郎「まさかそのアレが、ナミに似ているように作られたあのぬいぐるみじゃないでしょうね？」

帝銃「それだよ！」

ゲームセンターの前で土下座をし、子どものようにギャーギャーお願いする帝銃さん。

幻太郎「確かに可愛らしい麻呂のお嫁さん似ですが、本物ではないでしょう？」

帝銃「でも可愛いだろ？」

つか、ナミはお前のじゃねぇし！！と否定しつつも土下座をし、幻太郎さんにお金貸してください！！と。

幻太郎「ナミにいくら賭けるつもりで？」

帝銃「10万でも100万でも賭けてやる！」

それぐらいあればとれる気もしますが･･･と幻太郎さんの突っ込みが入ります。

幻太郎「わかりました。貸してあげましょう」

彼がそう言うと帝銃さんは「ありがてぇ！」と喜びました。

幻太郎「しかし条件があります」

彼は袖で自分の口もとを隠し、

「････わっちの分もとってほしいでありんす」と帝銃さんにお願いしました。

帝銃「もちろんだぜ！」

なんだ。幻太郎も結局欲しいんじゃないか、とこのこの〜と肘で横腹をつついていると

幻太郎「では、500円内でお願いします」

帝銃「へ？500円？そりゃ1つで？」

幻太郎「あなたと小生のを合わせてです」

帝銃「はあ！？500円で3回プレイだぜ！？んなのとれるわけが････」

幻太郎「とれるかどうか賭けてみては？」

賭けの一言で彼の目が変わります。

帝銃「うおっしゃあ！やってやる！！」

こうして奮闘記が始まりましたが、結末は

帝銃「500円で1個を確率だな」

幻太郎「はあ、1札逃げてしまいました。この賭けは負けですね」

帝銃「いや、負けてねぇ」

彼はとれた夢主ちゃんのぬいぐるみをぎゅっと抱き締め

帝銃「こんな可愛いのがとれたんだぞ？」

幻太郎「まあ、当たりっちゃ当たりですね」




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