【ヒプノシスマイク】彼か貴女の対処法15

【本編】彼女が記憶喪失になったことを知ったら ページ40

【神宮寺寂雷】

「ナミちゃん…危ないよ」

飛び降りようとする夢主ちゃんを止める先生
詳しく事情を話せば
自分で理解しようと話を真剣に聞いてくれた

「どうか私を…信頼してほしい…」

先生のやわらかな声に少しずつ心を開いていきます



【伊弉冉一二三】

「俺っちのこと…忘れちゃってるってこと…？」

俺っちが一方的に彼女のことを知っていて、
相手は俺のことを何ひとつ知らない
考えただけで泣きたくなります
彼は開き直るのに時間がたくさん必要です
でも、いざ会ってみれば、そんな不安すっ飛んでしまうんです



【観音坂独歩】

「いえ、大丈夫です」

ナミが俺と仲良くしてくれたことが夢であって、今は現実
そう…そうなっただけなんだ
あれは全部、俺の夢だったんだ…

“こんな俺と仲良くしてくれた女神様に
今度は恩を返せますように…”



【白膠木簓】

「(俺があの時…手を離したから…)」

っ…俺が離したからナミちゃんが…
って、なに、自分のこと責めとんのや。今はそんなん考えてる暇なんてあらへんやろ
俺よりナミちゃんのほうが不安で仕方ないんやから
絶対笑かして、安心させたろ。芸人の意地見せたる！



【躑躅森盧笙】

「記憶喪失…って、どう接すればええんやろ…」

本屋さんに足を運んで、詳しく調べました
何冊か本を買うと病院へ向かう時間に読みました
(どうか…怖がらせませんように…)



【天谷奴零】

「どうせ怖がらせちまう…」

こんな薄気味悪いおいちゃんが
あんな可愛い女の子に近づいたら怪しまれんだろ…

＿＿今はまだ会わないようにしよう



【波羅夷空却】

「はたけば治るんじゃね？」

アナログテレビか！って突っ込んだ人最高です
まあ、そうやって余裕ぶっている彼ですが、
第一印象がケバくて夢主ちゃんが怖がられて
ショック受けてましたよ



【四十物十四】

「大丈夫っすよ！自分、ナミちゃんと仲良くできる自信めちゃくちゃあるんで！」

何があっても何があっても何があっても屈しないんです
本当は今すぐにでも泣きたい彼なんですけど
前を向いて頑張って歩いてます



【天国獄】

「なぁ…寂雷。記憶喪失の患者と仲良くなるになどうすればいいんだ？」

直接お医者様に聞くのがはやいっすね
あえて夢主ちゃんの名前をライバルに告げないことが
彼の可愛いところです



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