【ヒプノシスマイク】彼か貴女の対処法12

恥すて弾けろ【ハロウィンナイト！】〜一触即発！シブヤスクランブル ページ35

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乱数「えっ！？ナミがここにきてるってこと！？」


オネーさん「う、うん……さっき向こうで……」


乱数「ごめんね！ちょって行ってくる！！」


一郎「あ、おいっ！乱数！！」




オネーさんの一言で乱数さんの顔つきが変わります。駆けていった乱数さんの後ろ姿を見つめて、「やっぱりあの噂は本当にさなのかな……」と呟くオネーさん




一郎「噂？」


オネーさん「うん……ラムちゃん、ナミちゃんのこと好きって噂……」





その噂を聞いた一郎さんは「気のせいっすよ」と誤魔化た。本当は……「彼だけじゃありませんよ」と言おうとしていた＿＿＿＿







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その本人はというと＿＿＿＿





『目標達成。特にハロウィンだといって彼らに代わりはないようです』


《無花果「そうか、分かった」》




ふつーにお仕事をしていた

報告の電話を切り、『さて帰りますか』と南の方角へ足を向けた。しかし、「おーい！ナミ〜！！」という見知った声が聞こえたのでストップ




『……………』




物陰に隠れ、乱数さんが遠くへ行くまで身を動かさない。しばらくして、彼は私の名前を呼びながらどこかへ行ってしまう





『帰るか……』




スーツのブレザーを翻し、踵を返すと……ドンッ

誰かにぶつかった
すこしよろけつつも、そっと顔をあげてみると……





一郎「ナミ？」





おかしな格好をした一郎さんがいた







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