#109 相応しくない、という彼 ページ9
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ポプラさんは初手マタドガス。マタドガスは確かどく・フェアリータイプだったはず。
最初は相棒に出てもらおうかな、とブラッキーをモンボから出した。
フェアリー弱点だけど、仕方ない。
「ブラッキー、ちょうはつお願い!」
<…!、嗚呼>
どうしたんだろう?いつもよりも、ぼーっとしてる?バトル中は気合い入れてるのに…今日はなんか、変。
これで攻撃しか出さなくなったね。
マタドガスはヘドロばくだんを出してきた。
大丈夫そうだね…
「問題!あんた……あたしのあだ名知ってるかい?」
「…魔術師」
「ピンポーン!おみごと、正解だよ」
よし、これですばやさ上がった…重くしても良かったけど…
「ブラッキー、イカサマして」
<…ん、わかった>
やっぱり…どうしたんだろう…
イカサマで、マタドガスは倒れた。相当な力でやったらしい。
クチートを出すっぽいけど、体力はあるし、変えなくても大丈夫かな?
なんて考えていると<なぁ、A。俺を下ろしてくれ>と、ブラッキーが口にした。
「え、なんで…?」
<…俺には相応しくないから。だから、変えてくれ。頼むから>
なんて、伏し目がちに言われてしまい、断りきれずにアーマーガアと入れ替えた。
その時、「へぇ、」なんて言う興味の声がポプラさんから漏れた。
予想通り、クチートを出してきた。
「アーマーガア、アイアンヘッド」
<…了解>
お、意外と1発で…
「問題!あたしの好きな色は?」
「パープル…!」
「深い紫……いいじゃないか」
次はトゲキッスのようだ。
うーん、迷いどころだけど…
「アーマーガア、ボディプレスお願い」
<…了解>
よし、いった…!
マホイップで、多分キョダイマックスするよね…
とんぼ返り、はしなくていいかな…
アーマーガアには効果あんまりない攻撃だし。
「眠気覚ましのモーニングティー、ようやく効いてきたようだよ」
「ドリルくちばし、お願い」
<あいわかった>
お、結構聞いたみたい。
「あんたらに足りないピンク、あたしらがプレゼントしてやるよ…!」
キョダイダンエン、きた…
ヤバそうだけど、ね
ダイマックスはとりあえずいいかな…
多分こと足りる
「アーマーガア、ポディプレス」
<…了解>
よし、あと少し…
またキョダイダンエン、耐えてくれ…
おそらくこれで決められるはず、
「アーマーガア、ブレイブバードお願い」
<…、了解>
あまり反動が来るような技は出したくなかったんだけど…
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灰かぶり(プロフ) - ははさん» 返信が遅れて申し訳ないです。神作品だなんて…とても嬉しいです!主人公(ユウリちゃん)は、夢主が弱らせてるその時なら捕まえられると思って投げました。最後に、私の拙い文書を楽しんで最後まで読んでくださり、ありがとうございました (2022年5月17日 23時) (レス) @page21 id: 320546f592 (このIDを非表示/違反報告)
はは - 神作品…!!質問なんですけど、なんで最後主人公はモンスターボールを投げたんですか?捕まえられると思ったのかな…? (2022年5月8日 16時) (レス) id: a80637e585 (このIDを非表示/違反報告)
灰かぶり(プロフ) - ユウさん» 返信遅くなってしまい申し訳ありません。お楽しみいただけたようで何よりです。終盤に近づいて参りました。これからもご贔屓にしてくださると幸いです。 (2022年1月24日 11時) (レス) @page17 id: 992ebf245b (このIDを非表示/違反報告)
ユウ - 続きが楽しみです! (2021年10月17日 0時) (レス) @page10 id: 3f13f330b0 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:灰かぶり | 作成日時:2021年3月28日 22時