#68 彼等は、 ページ18
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嗚呼、本当に彼等は、…
「ッう、ぁ」
視界が潤んだ
"なんで"そう思うと同時に"嬉しさ"が込み上げてくる
落ちるはずだった光景、落ちるはずだった自分自身の場所が、いつの間にか変わっていて、彼女等の背に乗っていた。
余裕など無かったが、やっとの思いで地上を見ると…
誘拐犯(ストーカー)がボッコボコだった。
遠目でも分かる程に。
ここには、全員が揃っている。
幻も伝説も。
男も女も。
それを確認するだけでさらに視界が潤む自分は、重症なのだろう。
自分が"めんどくさい人"という自覚はある。
寂しがって
事ある毎に泣いて
今世?になって強い愛を望んで
それだから余計、嫌われたくなくて
クロトにここまでして貰ってるのにまた望んで
ポケモンに家族だなんて言って縛り付けて
死ぬだろうという見立てからまたあの腐った世界に戻るのかも知れないと思った。あんなこと思ったけど、みんなとお別れしたくなかった。怖かった。
否定したいけど…"かまってちゃん"で
不安定になると、消えたくて死にたくてみんなから貰った、教わったモノを忘れてしまう。
守られるだけじゃなく強くなりたい。
みんながいるから尚更だ。
本当に弱い人間だ。
嗚呼、やめてくれ。
まるで壊れ物を扱うように、しないで。
涙が、抑えきれない。
「A、大丈夫だった?」
やめて、優しい言葉をかけないで。
「ん、」
そう返事をする
「いや、大丈夫じゃねぇだろ」
心配しなくても大丈夫、だから。
そんな声は言葉に出ずに消えていく。
「あった事、全部話してみろ。少しはラクになんぞ」
そんな言葉につられて、口が動く
「みんなに内緒で(マレウスみたく)廃墟巡り行って」
「は?」
「で、そこでマーシャドー見つけて」
「アルセ(ほう)」
「あ、その前に…お墓の横にあった廃墟に入って「「え?」」ヤバチャ見つけて飲んで」
「ミュ!?(え!?)」
「美味しくて、"美味しかった"って伝えたら仲間になりたいって言って、捕まえてモンボから出したら秒でポットデスに進化して」
「「「「は?」」」」
「挨拶交わして廃墟出て横の墓場行ってそこにさっきのマーシャドー居て、色々あって仲間になって」
「サン!?(え、凄!?)」
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キリ悪いですが…
#64結構変えました。よろしければ見ていって下さい
NG 最後の所
「ファ!?(え、凄!?)」
「wwwちょ、wwまっ、てwwwww"ファ!?"ってww」
ファイヤーの気持ち
泣いてたAが笑ったからいいや精神
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作者名:灰かぶり | 作成日時:2020年7月5日 21時