転生トリップ!?楽しんでやるよ!! 【ポケモン剣盾】【ヒプマイ】

#24 優しすぎる ページ24

ん、クロト……


「大丈夫だった?」


その"大丈夫だった?"という言葉。
たったその一言で、私は


"嗚呼、心配されるってこんな気持ちなんだ"


今まで蓋をしていた何かが溢れた。

体の奥底から溢れ出る、この変な感じ。



耐えきれず、私は久しぶりに泣いた。


「A?どうした!?僕、何かしちゃった？」


「ううん、しんぱ、心配されるの、嬉しくて…泣いちゃった…」

「!?ふふ、そっか。A」


「ん?」


「僕は、いつでもAを心配してるし、想ってるよ?」


私はその言葉に余計に泣いちゃった。






泣き終わった頃に気づいた。私はお姫様抱っこされてて、皆にめっちゃ見られてた。





くっっっっっそ恥ずい。



あ、皆目逸らしてくれてる…優しい……


「A、ヒプノシスマイク使ったでしょ」




「え、あ、ごめんなさい…この森、所々傷んでて……癒そうと……」


「A」

はい。







「君は……本当に、本当に本当に本当にっ優しすぎるよ。」


え、


「で?なんで落ちたの?」


…それは、懐中時計で浮いてる時にもう一段階下げるスイッチが気になって、それで……スイッチ下げたら……落ちた。


「もう!なにやってんの!

とりあえずヒプノシスマイクの説明からするよ。」


説明が終わってから説教をされた。
すっっっっごい長かった。




途中で左馬刻達が止めてた。


........................

クロト目線

Aは、長いとかうるさいとか思ってるかな…
でも僕はAに嫌われてもいい。


…あ、やっぱやだ。


…でも僕は君のことが大切なんだぞ。A。

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